メーカー勤務3年目だと、夏ボーナスは結構貰えそう。
実際はどれくらい貰えるの?
こんな疑問を解消します。
私は大学院を修了し、『大手自動車部品メーカー』に新卒入社しました。
そして今月、入社してから「3回目の夏ボーナス」が振り込まれました!
そこで今回は、『メーカー3年目である私自身の夏ボーナス』を発表しちゃいます!
・ 1年目/2年目との比較
・ 3年目夏ボーナスのボリュームゾーン
・ 日本全体の夏ボーナス
・ 完成車/部品メーカーの夏ボーナス
・ 自動車部品メーカーは高給ホワイト
・ 転職を考えている20代へ
3年目の夏ボーナス明細
それでは、ボーナスの明細を発表します!
支給金明細 | |
基本給配分 | 261,000円 |
成果分 | 430,000円 |
非在籍分の控除 | 0円 |
合計 | 691,000円 |
控除金明細 | |
雇用保険料 | 2,000円 |
健康保険料 | 22,000円 |
厚生年金保険料 | 63,000円 |
所得税 | 62,000円 |
住民税 | 0円 |
合計 | 149,000円 |
差引支給額 | |
差引支給額 | 542,000円 |
支給金合計69.1万円に対して、控除金合計14.9万円となりました。
私の基本給が『26.6万円』であるため、約2.6ヶ月分ということになります。
(69.1万円 ÷ 26.6万円 = 2.6)
会社の業績が良くなかったため、3ヶ月には届きませんでした。
ボーナスは年によって大きく変わるため、家計はボーナスに頼りすぎないようにしたほうが良いですね。
『1年目/2年目の夏ボーナス』との比較
続いて、各項目について『1年目/2年目の夏ボーナス』との比較を示します。
まずは、支給金明細からです。
支給金明細
1年目 | 2年目 | 3年目 | |
---|---|---|---|
基本給配分 | +246,000円 | +257,000円 | +261,000円 |
成果分 | +333,000円 | +382,500円 | +430,000円 |
非在籍分の控除 | -442,000円 | 0円 | 0円 |
合計 | 137,000円 | 639,500円 | 691,000円 |
2年目と比較して、3年目は5万円くらい増加しました。
成果分が増加したのは『1年目より2年目の方が評価が高い』ことが要因です。
ボーナスの額は『前年度の評価』によって決まります。
控除金明細
1年目 | 2年目 | 3年目 | |
雇用保険料 | 400円 | 1,900円 | 2,000円 |
健康保険料 | 4,300円 | 20,400円 | 22,000円 |
厚生年金保険料 | 12,500円 | 58,600円 | 63,000円 |
所得税 | 4,900円 | 57,100円 | 62,000円 |
住民税 | 0円 | 0円 | 0円 |
会社の保険 | 5,600円 | 5,600円 | 0円 |
合計 | 27,700円 | 143,600円 | 149,000円 |
2年目と比較して、3年目は1.3万円くらい増加しました。
『支給金増加によって控除金も増加』してしまったのです。
頑張って働いて稼いでも、税金も増えちゃうことが悲しい…
支給金に対する控除金の割合
次に、支給金の何パーセントが税金などで引かれたか比較してみましょう。
1年目:2.77万円 ÷ 13.70万円 × 100 = 20.21%
2年目:14.36万円 ÷ 63.95万円 × 100 = 22.46%
3年目:14.9万円 ÷ 69.1万円 × 100 = 21.56%
3年目は会社保険を解約したため、2年目より少し低い割合となりました。
固定費はできるだけ削ることが大切であると、3年目にして気づきました。
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『3年目の夏ボーナス』のボリュームゾーン
年齢・職種・企業規模によって大きく異なりますが、大手企業は『基本給の1ヶ月〜2.5ヶ月程度』を支給することが多いです。
3年目の基本給は『25万円~30万円』が多いため、夏のボーナスは『25万円~75万円』がボリュームゾーンとなります。
3年目で階級が上がる場合、基本給も増えるので2年目より大幅にUPするでしょう。
日本全体の『夏のボーナス』はどれくらい?
厚生労働省の調査によると、『令和2年の民間企業平均は38.34万円』となっています。(事業所規模5人以上)
産業別の平均もチェックしてみましょう。
産業 | 平均ボーナス額 |
鉱業,採石業等 | 483,785円 |
建設業 | 512,328円 |
製造業 | 491,999円 |
電気・ガス業 | 778,997円 |
情報通信業 | 671,221円 |
運輸業、郵便業 | 339,235円 |
卸売業、小売業 | 345,445円 |
金融業、保険業 | 635,558円 |
不動産・物品賃貸業 | 447,592円 |
学術研究等 | 643,092円 |
飲食サービス業等 | 55,296円 |
生活関連サービス等 | 162,270円 |
教育、学習支援業 | 518,523円 |
医療、福祉 | 284,697円 |
複合サービス事業 | 434,922円 |
その他のサービス業 | 211,166円 |
上記全産業の平均 | 383,431円 |
(参照:厚生労働省ー毎月勤労統計調査-令和2年夏季賞与の結果)
製造業は約50万円となっており、平均よりは高いことが分かります。
自動車メーカー・自動車部品メーカーのボーナスはどれくらい?
日経新聞社の『2021年夏のボーナス調査』によると、以下のようになっています。
2021年夏ボーナス平均支給額 | |
日産自動車 | 932,150円 |
ヤマハ発動機 | 919,510円 |
ダイハツ工業 | 860,140円 |
スズキ | 800,732円 |
アイシン | 796,000円 |
豊田自動織機 | 860,000円 |
豊田合成 | 859,000円 |
上記の数字は『高卒技能員の方々も含めている』ため、大卒総合職はもう少し高いです。
半導体の供給問題などで停滞している自動車業界ですが、それでもボーナスは100万円近く出ているのは凄いですね。
自動車部品業界は高給・ホワイトであるため、転職を考えている方にオススメ
『完成車メーカー』だけでなく、『自動車部品メーカー』も年収が高いことが分かりましたね。
自動車部品メーカーは「B to B」企業であるため知名度が低いが、高給・ホワイトな企業も多いのです。
そのため、『ホワイト企業を求めている転職希望者』には自動車部品業界もぜひ候補に入れておいて頂けたらと思います。
転職を考えている20代へ
『長期的なキャリア形成』を考慮すると、20代のうちに転職活動してみることをオススメします。
30代以降では大きなキャリアチェンジは難しくなるため、現状に不満があるなら早めにキャリアを見つめ直すべきです。
大学生と実際に仕事を経験した社会人では、『仕事に対する価値観が変化するのは当然』でしょう。
実際に転職する気がなくとも、自分の市場価値・キャリアを考えるきっかけとなります。
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メーカー3年目社員の夏ボーナスまとめ
いかがでしたでしょうか。
『3年目はわずかにボーナス額が上がる』という結果になりました。
階級を上げて年収を増やすため、まずは目の前の業務にしっかり取り組みましょう。
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