2年目の冬ボーナスは、1年目より増えるよね。
実際どれくらい貰えるの?
こんな疑問を解消します。
私は大学院を修了し、『大手自動車部品メーカー』で働いています。
ついに先日、入社してから2回目の冬ボーナスが振り込まれました!
そこで今回は、『メーカー2年目の社員である私自身の冬ボーナス』を発表しちゃいます!
・ 1年目との比較
・ 2年目冬ボーナスのボリュームゾーン
・ 日本全体の冬ボーナス
・ 完成車・部品メーカーのボーナス
・ 自動車部品メーカーは高給ホワイト
・ 転職を考えている20代へ
・ まとめ
社会人2年目『冬のボーナス』明細
それでは、ボーナスの明細を発表します!
支給金明細 | |
基本給配分 | +246,000円 |
成果分 | +368,000円 |
非在籍分の控除 | 0円 |
合計 | 614,000円 |
控除金明細 | |
雇用保険料 | 1,900円 |
健康保険料 | 19,600円 |
厚生年金保険料 | 56,300円 |
所得税 | 33,000円 |
住民税 | 0円 |
会社の保険 | 0円 |
合計 | 110,800円 |
差引支給額 | |
差引支給額 | 503,200円 |
支給金合計61.4万円に対して、控除金合計11万円となりました。
私の基本給が『262,000円』であるため、約2.34ヶ月分ということになります。
(61.4万円 ÷ 26.20万円 = 2.34)
今年はコロナウイルスの影響で業績悪化となり、昨年冬の2.5ヶ月からかなり減っています…
コロナで業績悪化する中、貰えること自体に感謝しないといけませんね。
『1年目の冬ボーナス』との比較
続いて、各項目について『1年目の冬ボーナス』との比較を示します。
まずは、支給金明細からです。
支給金明細
1年目 | 2年目 | |
基本給配分 | +246,100円 | +246,000円 |
成果分 | +333,000円 | +368,000円 |
合計 | 579,100円 | 614,000円 |
『基本給配分』は1年目とあまり変わらないことが分かりますね。
それに対して、『成果分』は少し増加して3.5万円アップしました。
入社1年目の成果分は、自動的に最低評価となるためです。
控除金明細
1年目 | 2年目 | |
雇用保険料 | 1,737円 | 1,900円 |
健康保険料 | 18,490円 | 19,600円 |
厚生年金保険料 | 53,070円 | 56,300円 |
所得税 | 20,718円 | 33,000円 |
住民税 | 0円 | 0円 |
会社の保険 | 0円 | 0円 |
合計 | 94,015円 | 110,800円 |
全ての項目について、少し増えていることが分かりますね。
支給金が増えると、控除金も増えてしまいますね…
支給金に対する控除金の割合
では、実際に何パーセントが税金などで持っていかれたか比較してみます。
1年目:9.40万円 ÷ 57.91万円 × 100 = 16.23%
2年目:11.08万円 ÷ 61.40万円 × 100 = 18.05%
2年目の方が少し多く税金で取られていることが分かりますね。
日本は累進課税制度であるため、収入が増えれば、税金の割合も増えていってしまうのです。
『2年目の冬ボーナス』のボリュームゾーン
年齢・職種・企業規模によって大きく異なりますが、大手企業だと『基本給の1ヶ月〜2.5ヶ月程度』が多いです。
2年目の基本給は『25万円~30万円』が多いため、冬のボーナスは『25万円~75万円』がボリュームゾーンとなります。
コロナの影響もあり、ボーナスが前年より低下している企業も多いです。
日本全体の『冬のボーナス』はどれくらい?
厚生労働省の調査によると、『2019年の民間企業平均は38.9万円』となっています。
産業別の平均もチェックしてみましょう。
産業 | 平均ボーナス額 |
鉱業,採石業等 | 492,973円 |
建設業 | 494,811円 |
製造業 | 512,022円 |
電気・ガス業 | 778,952円 |
情報通信業 | 660,962円 |
運輸業、郵便業 | 402,322円 |
卸売業、小売業 | 337,163円 |
金融業、保険業 | 621,489円 |
不動産・物品賃貸業 | 423,760円 |
学術研究等 | 591,689円 |
飲食サービス業等 | 66,202円 |
生活関連サービス等 | 170,130円 |
教育、学習支援業 | 540,447円 |
医療、福祉 | 317,351円 |
複合サービス事業 | 454,434円 |
その他のサービス業 | 229,266円 |
上記の産業合計 | 389,394円 |
(参照:厚生労働省ー毎月勤労統計調査-令和2年2月分結果速報及び令和元年年末賞与の結果)
産業によって、平均値に大きく差があることが分かりますね。
自動車メーカー・自動車部品メーカーのボーナスはどれくらい?
日経新聞社が実施している『2019年冬のボーナス調査』によると、以下のようになっています。
2019年冬ボーナス平均支給額 | |
トヨタ自動車 | 1,280,000円 |
ホンダ | 1,141,000円 |
日産自動車 | 1,086,200円 |
ヤマハ発動機 | 1,010,988円 |
いすゞ自動車 | 1,013,718円 |
ダイハツ工業 | 912,561円 |
デンソー | 1,010,000円 |
ボッシュ | 1,045,800円 |
豊田自動織機 | 970,000円 |
この金額は、高卒で働いている技能員の方々も含めた平均額です。
つまり、大卒総合職はさらに貰っているということになります。
一回のボーナスで100万円も貰えるなんて、私からしたら夢みたいです…
自動車部品業界は高給・ホワイトであるため、転職を考えている方にオススメ
完成車メーカーだけでなく、自動車部品メーカーも高給であることが分かりましたね。
自動車部品メーカーは「B to B」企業であるため知名度が低いが、高給・ホワイトな企業も多いのです。
そのため、『ホワイトな環境を希望している転職活動者』には自動車部品業界もぜひ候補に入れておいて頂けたらと思います。
転職を考えている20代へ
『長期的なキャリア形成』を考慮すると、20代のうちに転職活動してみることをオススメします。
30代以降では大きなキャリアチェンジは難しくなるため、現状に不満があるなら早めにキャリアを見つめ直すべきです。
大学生と実際に仕事を経験した社会人では、『仕事に対する価値観が変化するのは当然』でしょう。
実際に転職する気がなくとも、自分の市場価値・キャリアを考えるきっかけとなります。
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転職活動の第一歩として、ぜひ利用してみて下さい!
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いかがでしたでしょうか。
『1年目に対してボーナスは少しだけアップ』という結果になりました。
この記事が皆さんのお役に立つことを願っています。
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