男性だけど育休取得したいと考えている。
実際にはどれくらい手当てが支給されるの?
こんな疑問を解消します。
私は社会人3年目に『4ヶ月間の育休』を取得しました。
実際に取得してみたところ、予想以上の手当てが支給されて驚いています。
そこで今回は、『私自身が支給された育休手当て』を紹介します!
・ 支給された育休手当ての詳細
・ 育休手当の算出方法
・ 育休前の給与との比較
・ 得する育休取得の期間
手当てが支給される条件
育休手当てが支給される条件は、下記の通りです。
・1歳未満の子供がいること
・子供が1歳になる誕生日までの期間に、雇用契約が満了していないこと
・子供が2歳になる前々日までの期間に、契約満了もしくは更新されないことが明らかでないこと
・育休中の1ヵ月ごとに、休業開始前1ヵ月あたりの賃金の8割以上の賃金が支払われていないこと
・各支給単位期間(1ヵ月ごとの期間)の就業日数が10日以下、あるいは80時間以下であること
・育休期間終了日を含む期間は、就業日数が10日以下、あるいは80時間以下であり、さらに休業日が1日以上あること
上記より、『正社員は支給されやすい』ことが分かります。
短期派遣社員・バイトの方などは支給されにくいですね。
支給された手当ての詳細
上記の通り、30日あたりの手当ては『288,716円』でした。
手当ての合計額としては、288,716円×4ヶ月=1,154,864円となります。
30日当たりの手当て上限額は約30万円であるため、丁度良い年収の時に育休取得できたのです。
育休手当ての算出方法
育休手当ての算出方法は、下記の通りです。
〈育休取得から6ヶ月間〉
休業開始時賃金の日額×支給日数×67%
〈育休取得から6ヶ月以降〉
休業開始時賃金の日額×支給日数×50%
上記だと、休業開始時賃金の算出方法が分かりませんよね
休業開始時賃金について説明していきます。
休業開始時賃金の算出方法
休業開始時賃金の算出方法は、下記の通りです。
育休開始直前6ヶ月間の給料合計 ÷ 180
※残業手当・交通費・住宅手当は含まれるが、ボーナスは含まれない
上記より、『育休半年前に残業を多くすると、育休手当てが増える』ことが分かります。
私自身、育休前にわざと多く残業して手当を増やしました。
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育休前の給与との比較
育休直前の給与手取りと、育休手当てを比較してみました。
育休取得直前6ヶ月平均 | 育休中 | |
支給金 | +431,000円 | +289,000円 |
所得税 | -15,000円 | 0円 |
住民税 | -16,000円 | -16,000円 |
雇用保険料 | -1,000円 | 0円 |
厚生年金保険料 | -40,000円 | 0円 |
健康保険料 | -14,000円 | 0円 |
手取り | 345,000円 | 273,000円 |
上記より、『育休前の給与手取りに対して、育休手当ては70,000円以上低い』ことが分かります。
育休手当て額は育休前の手取りと変わらないと聞いてましたが、けっこう下がる結果となりました。
得する育休取得の期間
お得な育休取得期間は、下記の通りです。
育休開始時:月末
育休終了時:月初
育休開始月は、『その月に働いた給与に対する健康保険料と厚生年金保険料』が免除されます。
育休終了月は、『その前月に働いた給与に対する健康保険料と厚生年金保険料』が免除されます。
健康保険料と厚生年金保険料は高額であるため、控除されれば手取り額が大きくアップするのです。
実際に支給された育休手当てまとめ
いかがでしたでしょうか。
育休手当ては、『育休取得直前の給与手取りよりも低い』ことが分かりました。
しかし、仕事時間0でお金が貰えるため、活用できる環境の方はぜひ取得して下さい。
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