
回路設計に興味がある。
回路設計のやりがいって何?
こんな疑問を解消します。
結論から言うと、回路設計のやりがいは『製品コアの開発・専門技術の習得・仕事の進め方』などが挙げられます。
この記事を読めば、回路設計のやりがいを把握して『回路設計者として働くイメージ』を膨らますことが可能です。
そこで今回は、現役エンジニアが『回路設計のやりがい』について解説していきます!
1.製品のコア「頭脳」を作れる
2.専門的な技術を身に付けられる
3.最新技術に触れられる
4.多くの人に使用される製品
5.チームで協力して仕事を進める
・ まとめ
回路設計のやりがい 5選
『回路設計のやりがい』として、下記の5つが挙げられます。
1.製品のコアである「頭脳」を作れる
2.専門的な技術を身に付けられる
3.最新技術に触れられる
4.多くの人に使用される製品を作れる
5.チームで協力して仕事を進められる

1つずつ丁寧に解説していきます。
やりがい①:製品のコアである「頭脳」を作れる
電子回路は『あらゆる電子機器の頭脳』と言えます。
スマホ・自動車・航空機などあらゆる電子機器が、電子回路によって制御されるためです。
例として、自動車の場合は『ECU(Electronic Control Unit)』によって『エンジン回転数』や『アクセル開度』をはじめとした多くの機能が制御されています。

自分が設計した通りに回路が動作しているのを確認したときは、大きな達成感を得られるでしょう。
やりがい②:専門的な技術を身に付けられる
回路設計は専門的な知識を必要とするため、簡単にマスターすることはできません。
それゆえに『エンジニア数が少ないため、転職には非常に有利』となっています。
・電気回路
・電子回路
・半導体
・電磁気学
・実装
・信頼性設計
・計測
・コンピュータ
電気電子学科出身の大学生であっても、入社してから初めて学ぶことだらけです。
そのため、『仕事をしながら学んでいる』という方が多いと思います。

私自身、実務経験3年を超えましたが、まだまだ学ぶべきことが多いと感じています。
関連記事 回路設計は独学でマスターできる?現役エンジニアが徹底解説します!
やりがい③:最新技術に触れられる
近年、『電子製品の小型軽量化・高機能化・低コスト化』が進んでいます。
上記を満たすために、電子回路の技術も日々進化しているのです。
・通信高速化のための高周波技術
・製品小型化のための高密度実装技術
・製品コスト低下のための微細加工技術
新しい技術を担当製品に取り入れる際には苦労することも多いですが、『最先端技術を扱える』という点は非常に面白いです。

私自身、新しい技術を扱って知識が増えていくと成長を実感できるため、この点はやりがいに繋がっています。
やりがい④:多くの人に使用される製品を作れる
自分が設計した電子回路は、『最終的には製品化される』ことになります。
製品によりますが、例えば『家電』や『自動車』ならば、すごい数の人に利用してもらえるでしょう。

自分自身が設計したものが、街中で使用されているのを見ると感動します。
やりがい⑤:チームで協力して仕事を進められる
電子機器は回路だけでなく、筐体やソフトウェアなど様々なもので構成されます。
そのため、『筐体設計者やソフトウェア開発者などと協力して仕事を進める』必要があります。
・筐体設計者
・ソフトウェア開発者
・生産技術者
上記以外にも、原価企画担当や顧客などとの調整が必要です。

多くの関係者と協力して仕事を進めるため、調整力などが磨かれます。
関連記事 回路設計の仕事内容は?現役エンジニアが徹底解説します!
未経験から回路設計者に転職を考えている方へ
結論から言うと、『回路設計者への転職は未経験でも可能』です。
ただし、適切なSTEPを踏まないと門前払いされてしまいます。
適切なSTEPを踏めば、『大手企業で年収1,000万円越えの回路設計者になる』ことも不可能ではありません。

『未経験から回路設計エンジニアに転職する方法』について、下記で紹介しているのでぜひご覧ください。
関連記事 【回路設計エンジニア】未経験でも転職OKな理由を解説します!
回路設計のやりがい まとめ
いかがでしたでしょうか。
回路設計には『多くのやりがい』があります。
また、『スキルを高めれば高年収を狙える職業』です。
回路設計に興味がある方は、ぜひ転職を検討してみて下さい。
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