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マイコンについて勉強したい。
オススメの参考書ってどれ?
こんな要望に応えます。
マイコン入門者の中には『どうやって勉強を進めていくべきか悩んでいる方』も多いと思います。
今回紹介する本を読めば、マイコンについて体系的に学ぶことが可能です。
そこで今回は、『私自身が早く読むべきだったと感じた4冊』を紹介していきます。
・逆引きPIC電子工作やりたいこと事典
・8ピンPICマイコンの使い方がよくわかる本
・図解 PICマイコン実習
マイコンのしくみと動かし方
『組み込みマイコンの仕組みと使い方』 を分かりやすく解説した1冊です。
前半では、仮想的なマイコンを用いて、マイコン機能をどのように使用して給油ポットを制御するか解説しています。
後半では、実在するR8Cマイコンを用いて簡単なプログラムを組みながらマイコン制御について解説しています。
第1章 マイコンとはどのようなものか
第2章 電子機器の中心的な役割を果たすマイコン
第3章 マイコンはプログラムの指示に従って動く
第4章 外部の機器を0N/0FF制御する出力ポート
第5章 外部からの信号を受け付ける入力ポート
第6章 動作の途中に一定の待ち時間を作れるタイマ
第7章 アナログ信号をマイコンに取り込むA-D変換
第8章 1と0の中間を出力するPWM出力
第9章 電動給湯ポットのプログラム例
第10章 実際にマイコンを動かしてみよう
第11章 マイコンでHigh/Lowの信号を入出力してみよう!
第12章 二つのLEDを交互に点滅させてみよう!
第13章 サブルーチンの呼び出しと復帰
第14章 割り込み処理の基本をマスタしよう
『マイコンの各機能に関連する基本回路』についても、図で分かりやすく紹介されています。
この後、他の参考書も紹介していきますが、マイコンを理解するにはこの本がベストです。
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マイコンの全体像を理解するにはピッタリの1冊であるため、ぜひ読んでみて下さい。
逆引きPIC電子工作やりたいこと事典
マイクロチップ・テクノロジー社が販売しているワンチップマイコン『PIC』の使い方を目的別に逆引きできる解説書です。
回路例/プログラム例も載っているため、実際の使用方法もイメージしやすくなっています。
PICマイコンの選び方
PICマイコンのハードウェア設計のポイント
PICマイコンのプログラムを作るには
何かを表示したい
スイッチを使いたい
データをメモリに保存したい
何かと通信したい
何かを動かしたい
センサをつなぐには
何かを測りたい
音を吸いたい
インターネットにつなぎたい
スマホとの通信方法など他の参考書ではあまり載っていない内容もあるため、貴重な1冊です。
私自身、この本を読みながらPICマイコンを動かし、少しずつマイコンの知識を得ました。
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辞書目的としても、手元に置いておくことをオススメします。
8ピンPICマイコンの使い方がよくわかる本 (基礎入門)
『8ピンPICのバイブル』と言える1冊です。
プログラムはC言語で記述されており、プログラム自体の詳しい解説もあります。
そのため、C言語未経験者の方でも理解できるようになっています。
第1章 PICマイコンの概要と動かし方
第2章 入出力ピンの使い方
第3章 タイマと割り込みの使い方
第4章 液晶表示器の使い方
第5章 アナログ入力の方法
第6章 RS-232C調歩同期通信の使い方
第7章 SPI通信の使い方
注意点として、本書に記載のCコンパイラは最新のものとは異なるため、プログラムを少しいじらないと実行できません。
ただし、プログラムをいじる過程で理解も深まると思うので、良い機会になるでしょう。
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アセンブラではなく、C言語のPIC解説書を探している方にオススメです。
図解 PICマイコン実習
知識ゼロからPICをはじめる方にオススメの1冊です。
初学者でも理解しやすい文章が特徴的であり、さらに図が多用されています。
第1章 マイコン制御の基礎
第2章 PICマイコンの基礎
第3章 マイコンでのデータ表現
第4章 アセンブラ言語
第5章 プログラミング実習
第6章 MPLAB Xの使い方
第7章 Cによるプログラム実習
マイコンの内部構造についても解説があるため、PIC目当てじゃない方もこの本でマイコン全般の知識を習得可能です。
また、PICの統合開発環境『MPLAB X』など、初心者が苦戦しそうな点についても丁寧な解説があります。
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PIC初心者には、この本が最もオススメです。
マイコンを学べるオススメの本まとめ
今回は、『マイコンを学べるオススメの4冊』をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
マイコンは難しいため、途中で挫折しそうになることが多いです。
今回紹介した本を読めば、勉強のスタートダッシュが上手くいき、マイコンについて順調に学べます。
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気になった本を1冊でも良いので読んで頂き、皆さんのお役に立つことを願っています。
\現役の回路設計エンジニアが解説!/
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