JASPAR

【自動車技術標準化団体】JASPARについて解説します!

  • 2021年2月24日
  • 2021年2月20日
  • 自動車
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困っている人

車載技術を勉強する中で、JASPARという組織をよく目にする。
どんな組織なの?

こんな疑問を解消します。

JASPARは『自動車技術の標準化団体』です。

国内自動車関連メーカーが協力して、非競争領域技術の開発を進めています。

 
 
そこで今回は、『自動車標準化団体JASPAR』について解説していきます!
 

本記事の内容 ・ JASPARとは
・ JASPARの目的
・ 非競争領域とは
・ WG(ワーキンググループ)
・ JASPAR参加企業
・ まとめ
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JASPARとは

ビジネス資料のチェック
JASPARは、『自動車技術の非競争領域について、標準化活動を続けてきた団体』です。

多くの国内自動車関連メーカーが所属しており、協力して標準化を進めています。

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『Japan Automotive Software Platform Architecture』の略称です。

 

JASPARの目的

ゴール
JASPARの目的は、『開発コストの削減と品質の向上』です。

その背景として、『ソフトウェア工数の急激な増加』が挙げられます。

背景

近年、自動車の電動化に伴い、ソフトウェア開発が加速

⇒プログラムコードが数千万行という膨大な量となり、ソフトウェア開発コストが急激に増大

 
 
以上の背景を踏まえて、トヨタと日産を中心とした自動車関連メーカーが団結しました。

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そして、これまで自動車メーカーごとにあったソフトウェア基盤や通信仕様を共同開発することを決めたのです。

 

非競争領域とは

握手
非競争領域としては、下記が挙げられます。

非競争領域の例

車載LAN要素技術

ミドルウェア

ソフトウェア基盤(BSW)

 
※ミドルウェア:アプリケーションとOSとの間に存在するソフトウェア

車載LANは、次世代通信技術の候補『CAN-FD』や『Ethernet』が検討されています。

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通信技術とソフトウェア(アプリケーション等は除く)が非競争領域として共同開発されているのです。

 

WG(ワーキンググループ)

打ち合わせ

WGは、『特定の問題に対して、具体的・実務的な作業や調査をする集まり』です。

現在、JASPARには以下のWGが存在します。

JASPARのWG

機能安全WG

AD/ADAS車両制御IF WG

AUTOSARWG標準化WG

車載LAN WG

コネクティビティWG

次世代高速LAN WG

車両情報共用検討WG

情報セキュリティ推進WG

OTA技術WG

 

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様々な分野で標準化を進めるため、多くのWGが存在しています。

 

JASPAR参加企業

企業提携

JASPAR参加企業は、234社(2019年時点)です。

その中でも、中心として活動している幹事企業は、下記の5社となっています。

JASPAR幹事企業

トヨタ自動車

日産自動車

本田技術研究所

デンソー

豊田通商

 
 
JASPAR設立当初から、幹事企業は変わっておらず、全体運営を担ってきました。

他には、完成車/電装品/半導体/ソフトウェア/ハーネスなどに関連する多くの企業が参加しています。

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今後も会員企業は増えていき、様々な標準化活動が進められていきます。

 

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自動車標準化団体JASPARまとめ

まとめ
いかがでしたでしょうか。

自動車エンジニアであれば、『JASPAR』は必ず知っておくべき組織です。

JASPARについてしっかりと理解しましょう。

この記事が、皆様のお役に立てば幸いです。

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