
自動車工学を学べる本を買いたい。
けど、失敗したくないからおすすめの本が知りたい。
こんな要望に答えます。
完成車・自動車部品メーカーに入社予定だけど、あまり自動車の仕組みを知らないという方は多いと思います。
しかし、基礎知識は知っている前提で仕事を振られます。
今回紹介する本を読めば、『自動車の基礎知識』を網羅することができるため、入社スタートダッシュが上手くいきます。
そこで今回は、筆者が早く読むべきだったと感じた 4冊を紹介していきます。
・ 自動車のしくみパーフェクト事典
・ プロが教える自動車のすべてがわかる本
・ 自動車 解剖マニュアル (まなびのずかん)
クルマのメカニズム大全
初めて自動車工学を学ぶ方にオススメの一冊です。
オールカラーであるため、内容を頭にイメージしやすいです。
以下のような、自動車業界のトレンド技術も網羅されています。
・電気自動車とハイブリッド自動車の仕組み
・自動運転のプロセス・認識技術
・先進運転支援システム
・コネクテッドカー
この本を読めば、『自動車に関わるエンジニア・設計者として身に付けるべき基礎知識』を網羅できます。

私自身、この本を最初に読んだのですが初心者でも理解しやすかったです。
「用語が分からない…」「こんなこと聞いても大丈夫?」と誰もが悩みます。
これから自動車エンジニアになるのが不安な方に是非読んで頂きたいです。
自動車のしくみパーフェクト事典
『カラーイラスト』や『写真』を最も多用している本です。
エンジンや過給機、ギアなど図解でないと分かりにくい内容をしっかり理解することができます。
【本の内容】
・自動車の基本とエンジンのしくみ
・駆動系・足回りのしくみ
・エコカーのしくみ
・ボディの安全技術
基本的に1ページまたは見開きで内容が完結なので、辞書代わりにオススメの1冊です。

図解が充実しているので、頭に残りやすくて重宝してます。
プロが教える自動車のすべてがわかる本
ホンダの研究所で、様々な革新技術の研究開発プロジェクト責任者を歴任した古川修さんが著者の本です。
自動車の仕組みだけでなく、『開発・生産の過程』も解説しています。
【本の内容】
・自動車の開発・生産
・自動車の仕組み
・進化する自動車技術
生産工程を知らないと『開発・設計の会話』についていけないこともあるため、『開発・設計ビギナー』にオススメの1冊です。

初心者のうちから『開発・生産の仕方』まで知っていれば、スタートダッシュが必ず上手くいきます。
自動車 解剖マニュアル (まなびのずかん)
自動車の構造やパーツの仕組み、製造工程に特化した本です。
細かいパーツまで写真が載っているため、自動車の構造をイメージしやすい点が特徴であり、図巻好きにはたまりません。
【本の内容】
・自動車の仕組み
・部品の製造工程
・燃料電池自動車のパーツ
ホンダでN‐BOXシリーズの開発統括責任者を担っていた繁浩太郎が執筆しています。

この本を読んで興味が出た内容を、深堀していくのがオススメです。
最後に
今回は、『完成車・自動車部品メーカーの新入社員』におすすめの本 4冊 をご紹介しました。

・ ダイナミック図解 自動車のしくみパーフェクト事典

・ 史上最強カラー図解 プロが教える自動車のすべてがわかる本

・ 自動車 解剖マニュアル (まなびのずかん)

いかがでしたでしょうか。
自動車工学は覚えることが多く、心が折れることも沢山あります。
今回紹介した本を読めば、勉強のスタートダッシュが上手くいき、その後も順調に自動車工学をマスターできます。
気になった本を1冊でも良いので読んで頂き、皆さんのお役に立つことを願っています。
\自動車工学に関する情報/
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