自動車工学を学べる本を買いたい。
けど、失敗したくないからオススメの本が知りたい。
こんな要望に応えます。
完成車・自動車部品メーカーに入社予定だけど、『自動車の仕組みをあまり知らない』という方は多いですよね。
しかし、基礎知識は知っている前提で仕事を振られます。
今回紹介する本を読めば、『自動車の基礎知識を網羅できる』ため、入社スタートダッシュが上手くいきます。
そこで今回は、『筆者が早く読むべきだったと感じた 5冊』を紹介していきます。
・ 自動車のしくみパーフェクト事典
・ プロが教える自動車のすべてがわかる本
・ 自動車 解剖マニュアル
・ 電気自動車メカニズムの基礎知識
クルマのメカニズム大全
『初めて自動車工学を学ぶ方』にオススメの一冊です。
オールカラーであり、内容を頭にイメージしやすいため人気となっています。
以下のような『自動車業界のトレンド技術』も網羅されています。
・電気自動車とハイブリッド自動車の仕組み
・自動運転のプロセスと認識技術
・先進運転支援システム
・コネクテッドカー
この本を読めば、『自動車に関わるエンジニア・設計者として身に付けるべき基礎知識』を網羅できます。
私自身、この本を最初に読んだのですが初心者でも理解しやすかったです。
「用語が分からない…」「こんなこと聞いても大丈夫?」と誰もが悩みます。
『これから自動車エンジニアになるのが不安な方』に是非読んで頂きたいです。
自動車のしくみパーフェクト事典
『カラーイラスト』や『写真』を最も多用している本です。
エンジンや過給機、ギアなど図解でないと分かりにくい内容をしっかり理解できます。
・自動車の基本とエンジンのしくみ
・駆動系と足回りのしくみ
・エコカーのしくみ
・ボディの安全技術
基本的に1ページまたは見開きで内容が完結なので、『辞書代わりにオススメの1冊』です。
図解が充実しているため、頭に残りやすくて重宝しています。
プロが教える自動車のすべてがわかる本
ホンダの研究所で、様々な革新技術の研究開発プロジェクト責任者を歴任した古川修さんが著者の本です。
自動車の仕組みだけでなく、『開発・生産の過程』も解説しています。
・自動車の開発と生産
・自動車の仕組み
・進化する自動車技術
生産工程を知らないと『開発・設計の会話』についていけないこともあるため、『開発・設計ビギナー』にオススメの1冊です。
初心者のうちから『開発・生産の仕方』まで知っていれば、スタートダッシュが必ず上手くいきます。
自動車 解剖マニュアル
『自動車の構造やパーツの仕組み、製造工程』に特化した本です。
細かいパーツまで写真が載っているため、自動車の構造をイメージしやすい点が特徴であり、図巻好きにはたまりません。
・自動車の仕組み
・部品の製造工程
・燃料電池自動車のパーツ
『ホンダでN‐BOXシリーズの開発統括責任者を担っていた繁浩太郎さん』が執筆しています。
この本を読んで興味が出た内容を、深堀していくのがオススメです。
電気自動車メカニズムの基礎知識
『電気自動車のメカニズム』についての解説本です。
中学で習った『フレミングの法則』などのレベルから解説されており、知識ゼロからでも理解できるように工夫されています。
第1章 電気自動車の歴史と変遷
第2章 電気自動車の種類と特徴
第3章 自動車用電池の基礎知識
第4章 電気の基本とモーターの基礎知識
第5章 パワーエレクトロニクスの基礎知識
第6章 電気自動車の充電システム
第7章 電気自動車の将来と課題
見開き1ページの構成が、『左側:説明文、右側:図表』となっているため、読みやすいです。
電気自動車のメカニズムとして、まずは全体像を掴むにはピッタリの本となります。
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自動車の仕組みがよく分かるオススメの本まとめ
今回は、『自動車工学を学べるオススメの本 5冊』をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
自動車工学は覚えることが多く、心が折れることも沢山あります。
今回紹介した本を読めば、勉強のスタートダッシュが上手くいき、その後も順調に自動車工学をマスターできます。
気になった本を1冊でも読んで頂き、皆さんのお役に立つことを願っています。
\現役の自動車エンジニアが解説!/
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