【愛知県の就職偏差値ランキング】”愛知県の大手企業”について解説します！

将来は愛知県で就職したい。
けど、どんな企業があるか知らない。

こんな悩みを解消します。

志望企業を決めるためには、まず『愛知県にどんな企業があるか』知らなければなりません。

 
そこで今回は、「愛知県の就職偏差値ランキング」から『愛知県の大手企業』について解説していきます。
 

愛知県の就職偏差値ランキング

意外と知らない企業が多い！

愛知県には、対企業との取引を基本とする「B to B」メーカーが多いです。
そのため、一般消費者である私たちが知らない企業も多いと思います。

 
「愛知県の就職偏差値ランキング」を見ることにより、『今まで知らなかった企業』を知ることができます。

それでは続いて、各企業について解説していきます。
 

豊田中央研究所

豊田中央研究所は、『基礎研究を行なっている企業』です。

 
本社は愛知県長久手市です。

どんなことをやっているの？

トヨタグループ各社と協力して『自動車関連技術の研究』を行っており、トヨタグループの事業展開に貢献しています。

 
研究職の募集要項には「理系の博士・修士・学士・高専卒」と記載されていました。

しかし、実際には「博士」と「修士」が大半を占めると思われます。
 

採用人数が非常に少なく、高学歴が多い

2018年度の採用人数は「18人」と非常に少ないです。

また、採用大学は以下のような『高学歴の大学』が主となっています。

以上より、高学歴かつしっかり研究してきた学生しか受かりにくいことが分かります。

年収と休日

平均年収は不明です。

しかし、求人情報によると『中途採用の年収目安』は「579万円〜1500万円」と幅広くなっているようです。

最高で年収1500万円の可能性もあるのか…
凄いですね。

ただし、研究成果が顕著な学生しか入社できなそうです。
自信がある方は、ぜひ一度受けてみて下さい！

 
休日に関しては、トヨタグループであるため、『完全週休二日制のトヨタカレンダー』が適用されています。

そのため、ゴールデンウィーク等の長期連休は非常に長いですが、祝日は出勤しなければなりません。
 

東海旅客鉄道（JR東海）

東海旅客鉄道（JR東海）は、多くの人が利用している『東海道新幹線』を運営している企業です。

その東海道新幹線は、「東京～名古屋～新大阪間」をつないでいるため、『利用客が非常に多い点が特徴』となります。

つまり、安定した収益があるってことですか？

その通りで、利益率は30％以上もあります！
そのため、ほぼ100％潰れない企業と言っても過言ではありません。

募集職種

募集職種は、以下の3種類となっています。

 
プロフェッショナル職やアソシエイト職を束ねるのが、『出世コースの総合職』です。

愛知県の就職偏差値トップとして東海旅客鉄道がランクインしていますが、「総合職のみ対象」です。

採用人数と出身大学

2018年度の総合職の採用人数は「90人」と比較的少ないです。

また、総合職の採用大学は以下のような『高学歴の大学』が主なっています。

 
中堅以下の大学だとESではじかれる可能性もありますね。

しかし、『夏や秋のインターンに参加すると面接を突破しやすくなる』と言われています。

俗に言う「インターンシップ枠」というものです。

年収とデメリット

総合職の平均年収は不明ですが、目安は以下の通りです。

＊残業代や手当で変わってくる

東海旅客鉄道における唯一のデメリットは、『2〜3年に一度ジョブローテーションがあるため、転勤が非常に多い』ことです。

結婚しても単身赴任になりそう…

年収は高いので、どちらを重視するか天秤にかけなければいけませんね。

トヨタ自動車

トヨタ自動車は、言わずと知れた『世界トップクラスの完成車メーカー』です。

皆さん知っていると思うので、トヨタ自動車に関しては軽く説明していきます。

改めて見てみると凄まじい数字ですね。日本においては、右に出る企業はありません。

採用人数と出身大学

『採用人数は非常に多い』です。

参考として、「ホンダ」と「日産」も載せておきます。

 
また学歴に関しては、『MARCH～東大・京大』まで幅広いです。

『MARCH以上の学歴』があるなら採用される見込みがありますね。

年収

年収も『メーカーではトップクラス』です。

参考として、「ホンダ」と「日産」も載せておきます。

 
ただし、全員が課長になれるわけではありません。

課長になれなかった場合、約1000万円から大きくは上がらないようです。

三菱重工

三菱重工は、『重工業業界トップの総合重機メーカー』であり、三菱グループ御三家の一角を担っています。

主な事業部門は、下記の通りです。

MRJが失敗し続けているため、経営が危ないのでは…

三菱財閥筆頭であるため、経営が苦しくなったら「三菱UFJ銀行」から資本投入されると思います。

採用人数と出身大学、年収

採用人数は、例年だと「技術職と事務職の合計」で230人程度でした。

しかし、2018年から事務系の採用を見送りました。

2018年度の採用大学は、以下のようになっています。

 
旧帝大クラスの人数に対して立命館や関西学院の人数が少ないです。

このことから、『旧帝大クラスの高学歴』が必要となることが分かります。

年収に関しては「30歳で600万、35歳で800万円」くらいが目安です。

それ以降は、本人の昇進次第であると思われます。

民放3局（東海テレビ、中部日本放送、中京テレビ、メーテレの4局では？）

就職難易度が高い「大手マスコミ」の中でも、テレビ局は特に高倍率となっています。

その中でも、『愛知県の民放4局』は「テレ東」などに次いで高偏差値となっています。

今回は、愛知県の民放4局を代表して「中京テレビ」について紹介します。
 

採用人数と出身大学

2018年度の採用人数は「9人」と少ないですが、応募人数は非常に多いです。

そのため高倍率となり、就職偏差値も高くなっています。

採用実績のある大学は、以下の通りです。

 
高学歴の大学、あるいは東海地方の大学が多いですね。
 

年収

平均年収は、約1100万円と推定されます。

基本給は並ですが、その代わりボーナスが高額であるため、このように高年収となるのです。

また、住宅手当をはじめとした福利厚生も手厚いです。
 

豊田通商

「豊田通商」は、トヨタグループの総合商社として、自動車関連ビジネスだけでなく『石油・食品・保険』など幅広く取り扱っています。

 
しかし、2006年に「機械、金属、食糧」を取り扱っていた『総合商社トーメン』と合併することにより、「大手総合商社」という位置づけになりました。
 

採用人数と出身大学

2018年度の採用人数は「70人」となっており、5大商社よりも少なくなっています。

採用大学に関しては「MARCH～東大・京大」と幅広くなっていますが、早稲田・慶應が特に多いようです。

 
そのため、「MARCH以上」なら学歴はあまり気にしなくても良いと思います。
 

年収

平均年収は1000万円前後となっており、30代後半までは同期で差がつきません。
それ以降で課長になれるかどうかで年収は変わってきます。

また、「月5万円ほどの住宅手当」もあり、福利厚生も手厚いです。
 

デンソー

「デンソー」は、愛知県刈谷市に本社を置く『自動車部品メーカー』です。

1949年にトヨタ自動車の電装部門が分離独立することで、「日本電装」という社名で誕生しました。

ちなみに、トヨタ自動車は現在もデンソーに約24％出資しているため、トヨタ自動車がデンソーの筆頭株主です。
 

トヨタグループの中でも独立色が圧倒的に強い

他のトヨタ系企業と異なり、デンソーだけは「デンソー生え抜きの社員が社長」を務めています。

 
その結果、トヨタ自動車に唯一モノが言える部品メーカーとも言われています。（それでも圧倒的にトヨタ自動車の方が強い）
 

CASE（ケース）

現在、自動車業界は「CASE（ケース）」によって『100年に１度の大変革期』を迎えています。

そのため、既存の大手自動車部品メーカーがこの先も安泰なわけではないと言われています。

 
しかし、デンソーは電子制御の分野に長けているため、「CASE」によってさらに成長していく可能性が高いです。
 

採用人数と出身大学

2018年度の採用予定人数は「技術系365名、事務系45名」となっています。

また、学歴に関しては「MARCH～東大・京大」と幅広くなっています。
 

年収

平均年収は817万円（技能職・実務職含む）となっており、大卒総合職だけで言えば年収目安は以下の通りです。

 
もちろん、40歳くらいから課長になれるか否かで大きく変わります。

将来性が高い企業であるため、自動車部品業界を目指すなら、是非ともチャレンジすべき企業であると思います。
 

中部電力

「中部電力」は、愛知県名古屋市に本社を置く電力会社です。

営業地域は「愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県」となっており、全国2位の電力販売量を誇っています。

＊全国1位は東京電力エナジーパートナー
 

JERA

近年の明るいニュースとして、2019年4月に『東京電力グループ』と50%ずつ出資して火力発電会社「JERA」を誕生させたことが話題になりました。

しかし、「原子力発電の廃止」や「電力の小売全面自由化」など様々な問題があります。

そのため、中部電力も、これからは必ずしも将来安泰とは決して言えないと思います。
 

採用人数と出身大学

2018年度の採用人数は「151名」となっており、そこまで多くはありません。

2018年度の採用大学は、以下の通りです。

 
「旧帝大クラス」の中でも、地元名古屋大の人数がとても多いことが分かります。

有利かどうか分かりませんが、地元である方が志望動機は話しやすいですよね。
 

年収

2017年度は平均年齢が42.6歳で、平均年収は765万円となっています。

同じ愛知県にある「トヨタ系大手」や「JR東海」の総合職と比較するとけっこう低いです。
 

中日新聞社

「中日新聞社」は、愛知県名古屋市に本社を置く新聞社です。

 
中日新聞だけなく、東京新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井、中日スポーツなども発行しています。

グループ合計の発行部数は、全国4位相当になるほど多いです。
 

職種別採用

中日新聞社は、応募段階で志望職種を選択する「職種別採用」を行っています。

 
最初からどんな職種になるか分かっている点は魅力的ですね。
 

採用人数と出身大学

2018年度の採用人数は「46名」とかなり少ないですね。少数精鋭のようです。

2018年度の採用大学は、以下の通りです。

 
「MARCH～慶應・早稲田」まで幅広くなっています。

そのため、「MARCH以上の学歴」があるなら採用される見込みがあります。
 

年収

平均年収は不明ですが、口コミなどから判断すると「30歳で約650万、40歳で約800万円」となりそうです。

＊管理職についてるか否かで大きく変わります。

全国紙には及びませんが、マスコミ業界の中ではかなりの高難易度となっています。
 

三菱電機

「三菱電機」は日本を代表する『大手総合電機メーカー8社』のひとつです。

電気機器業界では、2018年度「売上高4位、純利益5位（東芝を除いて）」を誇っています。

ルームエアコン「霧ヶ峰」をはじめとして、三菱電機と言われると「家電製品」を思い浮かべる人が多いと思います。

しかし、家電製品以外にも様々な事業を展開しています。
 

三菱電機の事業

 
このうち、売上高の50%以上は「重電システム」と「産業メカトロニクス」が占めています。

また、純利益は「産業メカトロニクス」だけで40%以上をあげています。

重電システムは「エレベーター」、産業メカトロニクスは「FA機器」や「電動車用のモーター・インバーター」が代表的な製品です。
 

採用人数と出身大学

2018年度の採用人数は「690名」と非常に多く、全企業の中でも毎年「10番目以内」です。
＊2019年度入社予定者数は2位

2017年度の採用大学は、以下の通りです。

 
「旧帝大・早慶クラス」が上位を占めているため、高学歴しか採用されないように感じると思います。

しかし、採用人数が650名以上であるため、「MARCH」や「地方国立大」からも採用される可能性は十分にあります。

実際、私の出身である地方国立大学からも毎年10名ほどの採用がありました。

年収

ここ数年の平均年収は約800万円（技能職・実務職含む）となっており、大卒総合職だけで言えば「30歳で600万円~、35歳で750万円～」となりそうです。

＊40歳くらいからは管理職についてるか否かで大きく変わります。
 

豊田自動織機

「豊田自動織機」は、愛知県刈谷市に本社を置く『機械メーカー』です。

以下の3つの製品で「世界シェアトップ」を誇っています。

 
また、豊田自動織機は『トヨタグループの源流企業』であり、トヨタ自動車は「豊田自動織機の自動車部門」から独立して誕生したことで有名です。

そのため、現在もトヨタ自動車をはじめとしたトヨタグループ企業の株式を多く保有しおり、グループ企業から多額の配当収入を得ています。
 

採用人数と出身大学

2018年度の採用人数は「技術系140名、事務系43名」となっています。

同じトヨタグループの「デンソー」と比較すると少ないですね。

2017年度の採用大学は、以下の通りです。

 
名古屋大・大阪大をはじめとした旧帝大や早慶・同志社からの採用が多いですね。

そのため、大量採用の「三菱電機」や「デンソー」と比較すると、MARCHクラスだとかなり頑張らないと採用されるのは難しそうです。
 

年収

平均年収は814万円（技能職・実務職含む）となっており、大卒総合職だけで言えば以下の通りです。

 
ただし、40歳くらいから課長になれるか否かで大きく変わります。
 

東邦ガス

「東邦ガス」は、愛知県名古屋市に本社を置く『ガス会社』です。

営業地域は「愛知県、岐阜県、三重県」となっており、全国3位の売上高を誇っています。

ガスの自由化

ガス事業はインフラ事業であるため、今までガス会社は一生安定していると思われてきました。

しかし、「電力の自由化」に続いて2017年4月から「ガスの自由化」も始まったため、ガス業界は今後どうなっていくか分からなくなりました。

ただし、ガス管を取り扱ってきたノウハウもあるため、そう簡単には落ちぶれないと思います。
 

採用人数と出身大学

2018年度の採用人数は「41名」となっており、かなり少ないです。

2018年度の採用大学は、以下の通りです。

 
地元大学の出身者が多く、特に「名古屋大」と「名古屋工業大」の出身者がとても多いです。

地元の愛知県で就職したい人にとっては魅力的ですからね。
 

年収

2017年度は平均年齢が42.6歳で、平均年収は591万円となっています。

同じ愛知県にあるインフラ系企業である「中部電力」や「JR東海の総合職」と比較するとかなり低いですね。

東邦ガスに就職した先輩に話を聞いたところ、年収目安は以下の通りでした。

 
＊40代になってからは、課長になれるか否かで大きく変わります。
 

アイシン精機

「アイシン精機」は、愛知県刈谷市に本社を置く『自動車部品メーカー』です。

1965年に「愛知工業」と「新川工業」が合併したことにより、「アイシン精機」という社名で誕生しました。

＊それぞれの頭文字である「愛」と「新」から取っている。
 

CASEへの対応

アイシン精機は『機械系部品のサプライヤー』であるため、「CASE」の中でも「電動化」に対してダメージが大きいと予想されています。

また、「電動化に関わる周辺部品」や「電子制御部品」はデンソーと重複するものが多いため、デンソーと協力していく必要もあります。

 
そのため、「CASE」にも対応できていくと思われます。
 

eAxle（イーアクスル）

製品としては、HVやEVなどの電動車向けの駆動モジュール「eAxle（イーアクスル）」を開発しています。

 
トランスアクスルとモーターは「アイシン」が、インバーターは「デンソー」が提供しています。
 

採用人数と出身大学

2018年度の採用予定人数は以下の通りです。

 
また学歴に関しては、「私立中堅（名城など）～名古屋大」と幅広くなっています。
 

年収

平均年収は750万円（技能職・実務職含む）をとなっており、大卒総合職だけで言えば年収目安は以下の通りです。

 
デンソーと同じく、自動車部品メーカーに就職することを考えているならば是非とも検討すべき企業です。
 

人気企業から内定をゲットする方法

結論を言うと、『他の就活生より早く就活を始める』です！

内定までの基本的な流れは、以下の通りです。

 
どの企業でも『ES』と『面接』があるのです。

その『ES』と『面接』は、「就活前から実践と改善を繰り返す」ことで上手くなっていきます！

そのため、『本命企業』を受ける前に『早期選考を行っている企業』で練習することが大切です。
 

どうやって早期選考している企業を見つけたの？

私は「スカウトサイト」を利用して、『早期選考を行っている企業』からオファーが来るようにしていました。

 
私の場合は、逆オファー型の採用サイト『キミスカ』を利用していました。

キミスカについては、下記で紹介しています。

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就活を早く始め、経験を多く積んだら大手企業からも必ず内定をゲットできます。

様々なツールを使用し、効率的に就活を進めましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

愛知県には『全国的にもトップレベルの大手企業』が数多く存在します。

 
この記事が、就活生の皆様のお役に立つことを願っています。

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