
彼女と結婚を考えている。
けど、結婚前に貯金がいくら必要なのか分からない。
こんな疑問を解消します。
私自身も結婚する前、同じように疑問に思っていました。
その疑問を解消すべく『結婚前にどれくらい貯金しておくべきなのか』を徹底的に調べました。
そこで今回は、『新生活や結婚式にかかる費用から、結婚前に貯金がいくら必要なのか』を解説していきます!
結婚式にかかる費用(挙式+披露宴)
ゼクシィのホームページによると、結婚式の平均費用は357万5000円でした。
あくまでも平均であり、式場の種類や招待人数によって費用が大きく異なります。
結婚式場のタイプとして代表的なものは、以下の4つです。
1. ゲストハウス
2. 専門式場
3. ホテル
4. レストラン
最近はゲストハウスで結婚式をするのが流行っています。
大きい邸宅を貸し切り、ガーデンやプールサイドを利用してパーティをしたりなど、『自分たちの好きなように結婚式をアレンジできる点』が人気です。
しかし、ゲストハウスウエディングの費用はホテルや専門式場よりも高額になることが多いです。

予算に合わせた式場タイプを選びましょう。
ちなみに、費用が高い順に並べるとゲストハウス>ホテル>専門式場>レストランとなる可能性が高いです。
婚約でかかる費用(結納式あるいは顔合わせ食事会)
最近は結納式をしない人がとても多く、全体の10%程と言われています。
代わりに両家の顔合わせ食事会をする人がとても多いです。
ゼクシィのホームページによると、それぞれの平均費用は下記の通りとなっています。
結納式:17万9000円
顔合わせ食事会:5万9000円
もし結納式を行うのであれば、さらに結納金が必要ですよね。
50万円か100万円が相場なのですが、普通は100万円を納めます。

結納金高すぎるでしょ…

女性側は「結納返し」として20万円や50万円を現金として返すため、100万円がそのまま無くなるわけではありません。
さらに、結納金で新生活に必要なものを購入することが多いです。
婚約指輪の購入費用
『婚約指輪は給料3ヶ月分』というのを聞いたことがある人が多いと思います。
これは、広告店のダイヤモンド販促キャンペーンの広告コピーであり、いつの間にか『婚約指輪は給料3ヶ月分』という言葉が定着してしまいました。
しかし実際には、『婚約指輪の購入金額は30~40万円がボリュームゾーン』です。

ハリーウィンストンなどの指輪は100万円以上しますが、普通は30~40万円で購入しています。
結婚指輪の購入費用
結婚指輪の購入金額は、『夫婦合わせて25~30万円がボリュームゾーン』です。
結婚指輪の場合、夫婦で折半して購入するという形も多いため、予算によって交渉の余地があります。

婚約指輪の場合は、もちろん男性が全額出すのが常識です。
新婚旅行にかかる費用
まず日数ですが、大企業の場合は入籍日付近で約5日間の有給をくれることが多いため、前後の土日を合わせると9日間まで休むことができます。
そのため、『7日間くらいの日程を取って新婚旅行に出かける方が多い』です。

7日間もあれば普段いけない外国に行けるため、ハワイやヨーロッパが人気となっています。
しかし、ハワイやヨーロッパだと費用も高額になります。
旅行先別の予算目安は、下記の通りです。
1. ハワイ 50~80万円
2. ヨーロッパ 50~100万円
3. グアム 20~50万円
4. 沖縄本島や石垣島 20~40万円
あくまでも目安であり、『旅行日数・飛行機・ホテル』などで費用は大きく異なります。
また、お土産代も事前に予算として組んでおいた方が良いです。
援助をしてくれた親族はもちろん、新婚旅行で会社を休んだ場合には、会社の上司や同僚にもお土産を配りましょう。

多くの人に配らなければなりませんが、お土産代の予算としては10~20万円<を目安に考えておけば十分です。
新婚生活の準備にかかる費用
新たに同棲を始める場合、準備費用は想像しているよりも高額です。
新婚生活スタートにかかる費用は、大きく分けると下記2つになります。
1. 新居に入居する際にかかる費用
2. 家電の購入に必要な費用
3. 家具の購入に必要な費用
それぞれ解説していきます。
新居(賃貸)に入居する際にかかる費用
1. 敷金と礼金(家賃2~5ヶ月分)
2. 前もって払う家賃(家賃1ヶ月分)
3. 仲介手数料(家賃0.5~1ヶ月分)
4. 火災保険などの加入料(15,000~20,000円)
5. 引っ越し費用(60,000円~ 引っ越し時期・荷物量や運搬距離によって大きく異なる)
住む部屋の家賃によって大きく変わりますが、「2LDK」を選ぶ夫婦が多いです。
ちなみに、「2LDK」は、2部屋とリビング・ダイニング・キッチンの合わせて3部屋がある間取りのことを指します。

3部屋もあれば、プライベート空間を確保する事ができそうですね。
私の住んでいる名古屋だと、「2LDK」の家賃相場は平均で10万円ほどでした。
引越し費用については、家賃が10万円で業者に頼むとすると約70万円だと予想できます。
家電の購入にかかる費用
1. 洗濯機(40,000円~)
2. 冷蔵庫(90,000円~)
3. テレビ(35,000円~)
4. 電子レンジ・オーブン(30,000円~)
5. 炊飯器(10,000円~)
6. 掃除機(10,000円~)
種類が多く値段もピンキリですが、おそらくこれくらいの価格のものを選ぶと思います。
家電は『高いものを選ぼうとするとキリがない』ので、予算で収まるものにしましょう。

特に洗濯機は、乾燥機能の有無などで値段幅が大きいです。
家具の購入にかかる費用
1. ベッド(60,000円~)
2. カーテン(20,000円~)
3. ラグ・マット(10,000円~)
4. テレビボード(15,000円~)
5. テーブル(10,000円~)
6. ソファー(25,000円~)
食器棚やドレッサーなど、他にも購入したいものもあると思いますが、順次購入することをオススメします。
『最初は生活に必要なものだけを揃えておけば十分』です。

私自身、半年かけて揃えていきました。
全費用から、必要な貯金を算出
ここまで調べた『結婚式・新生活にかかる費用』から、結婚するために貯金がいくら必要なのかを計算してみましょう。
なお、結納金100万円については『結納返しで50万円返ってくる』『残り50万円で入居費用・家具・家電を揃える』ことにします。
そのため、結納金額は0円となります。
項目 | 費用 |
結婚式 | 357万5000円 |
婚約(結納式) | 17万9000円 |
婚約指輪と結婚指輪 | 70万円 |
新婚旅行(ヨーロッパ) | 80万円 |
新居に入居するための費用 | 70万円 |
家電 | 21万5000円 |
家具 | 14万円 |
合計 | 630万9000円 |
以上より、必要な貯金額は『630万9000円』となりました!

高すぎるでしょ!
結婚できる気がしない…

安心してください!
結婚式ではご祝儀が貰えるため、結婚式の費用はだいぶ安くなります。
また、親からの援助を貰えることが多いですよ
結婚式ではどれくらいご祝儀が貰えるのか
「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると、ご祝儀総額の平均は224万8000円となっています。
また、「結婚費用に対して親から援助があった人」は76%となっています。
その額「100~200万円未満」が34%、「200~300万円未満」が27%、「100万円未満」が16%、「300~400万円未満」が14%となっており、親からの援助額の平均は202.7万円です。
結婚前に必要な貯金額はいくらか
結婚にかかる費用は630万9000円であり、結婚式のご祝儀と親からの援助はそれぞれ224万8000円、202万7000円となりました。
そのため、結婚前に必要な貯金額は、630万9000円ー(224万8000円+202万7000円)= 203万4000円です!
親からの援助が無かったとしても、630万9000円ー224万8000円= 406万1000円となります。
以上から、200~400万円の貯金があれば結婚できることが分かりました。
彼女にも貯金をしてもらえば、折半して一人100~200万で済みますね。
まとめ
結婚前に彼女と自分でそれぞれ100~200万円貯金すれば、ヨーロッパやハワイへの新婚旅行やゲストハウスでの結婚式などの素敵な結婚が実現できるのですね。
計画的に貯金をして、彼女と幸せな結婚生活を手に入れましょう!
この記事が皆さんのお役に立つことを願っています。