
付き合っている彼女と結婚を考えている。
けど、結婚するために必要な年収がどれくらいなのか分からないな…
と思っているのではないですか?
私自身も彼女と結婚したいと考えており、同じように疑問に思っていました。
その疑問を解消すべく「年収がいくらあれば、不自由なく結婚生活を送れるか」を徹底的に調べたところ、最低ラインは500万円であることが分かりました。
そこで今回は、
結婚するために必要な年収として、最低ラインが500万円である理由
について解説していきます!
[adchord]2人以上の世帯の消費支出はどれくらいなのか
まずは毎月どれくらいお金が掛かるのかを知らなければ、結婚に必要な「最低ラインの年収」は分かりませんね。
そこで、総務省統計局が発表している「家計調査報告」から、2018年の二人以上勤労者世帯の平均消費支出額を調べました。
(総務省統計局・家計調査資料ー2018年より)
二人以上勤労者世帯の平均消費支出額は、『31,5314円』となっていることが分かります。(二人以上の世帯のだから、二人世帯はもっと低い)
ちなみに非消費支出額とは「税金および健康保険料、雇用保険料、年金の社会保険料として強制的に支払わされる支出」であるため、サラリーマンなら控除されてから給与として振り込まれます。
そのため非消費支出額は無視してよく、月平均手取りで「最低ラインとして32万円」ぐらいあれば2人で不自由なく結婚生活を送れそうですね。
では、手取り32万円なら年収はどれくらいなのか調べてみましょう。
手取り32万円の年収はどれくらいなのか
月平均の手取りが32万円だとすると、1年だと12ヶ月であるため、32×12=384万円ということになります。
手取りで年収384万円というと、額面ならいくらぐらいなのでしょうか。
酒居会計ブログさんを参考にしていただいたところ、額面で年収約500万円であることが分かりました!(ただし、独身で介護保険第2号被保険者に該当し、所得控除は基礎控除のみということで試算されています)
まあ、これ以外の支出や贅沢もたまにはすると思うので、余裕がある結婚生活を送るなら額面で約600万円はあるべきだと思います。
額面で年収500万円は、平均何歳で到達するのか
業種や職種によって異なりますが、サラリーマンかつ年齢だけで考えたらどうなるか調べてみたところ、dodaさんのホームページに参考になるページがありました。
dodaさんに登録されている20~65歳までの約36万人のサラリーマンのデータを元に、平均年収を算出してくれています。
なんと、男性なら平均35歳で年収502万となっています。

不自由なく結婚生活を送ろうとしたら、35歳まで結婚は無理ってことかよ…

いや、共働きなら年収500万は難しくないんじゃない?

その手があったか!
そうなんです。夫婦で共働きするという選択肢もあります。
では続いて、妻がどれくらい稼げば「最低ラインの年収500万円」を達成できるか解説しています!
夫婦で共働きなら結婚できる年収である500万円は可能である
dodaさんのホームページによると、男性なら27歳で平均398万円の年収があります。
ということは、500-398=102万円を女性が稼げばよいのです。
年収103万円までなら夫の扶養から外れることはないため配偶者控除が適用され、パートなどで年間102万円の収入を得ても問題ありません。
配偶者控除とは、配偶者の所得から最高38万円が差し引かれることで、配偶者の収入に課される税金が少なくなる制度です。
夫婦で協力すれば結婚できないなんてことはありませんね。
共働きをする上で大切なこと
共働きをする上で最も大切なことは、『男性も必ず家事を行う』ことです。
仕事で疲れているのは共働きをしている女性も同じです。
そのため、どんなに疲れていても家事は必ずやりましょう。「手伝う」のではなく、「自分の役割を果たす」のです。
「手伝っているという意識」で家事を行えば、必ず女性にも伝わってしまいます。
共働きをすることを決めたら、曜日ごとや内容ごとに担当を決めて家事も分担しましょう。
まとめ
不自由なく結婚生活を送るために必要な「最低ラインの年収」は約500万円と高いですが、夫婦で共働きをすればなんとかなることが分かりました。
ただ、共働きとなると女性だけ家事を行うのは不公平であるため、男性も必ず家事に参加することが大切です。
夫婦で協力すれば、結婚できる「最低ラインの年収500万円」は何とかなります。
力を合わせて結婚生活を有意義なものにしていきましょう!
この記事が皆さんのお役に立つことを願っています。