最近は、男性でもブライダルチェックを受けるらしい。
検査項目や必要性について知りたい。
こんな要望に応えます。
私は3カ月前に結納式を終えたため、『現在婚約している状態』です。
そして先月、男性のブライダルチェックを受けました!
そこで今回は、『私自身が受けた男性版ブライダルチェックの内容』を紹介します!
・ ブライダルチェックを受ける男性が増えている理由
・ 検査項目と費用
・ 検査結果
・ 体験記まとめ
ブライダルチェックとは
ブライダルチェックとは、結婚を控えたカップルを対象にした『ヘルスチェック』です。
元々は女性向けの検査でしたが、最近では男性で受ける方も増えています。
このヘルスチェックで、以下のことが分かりました。
・赤ちゃんへ感染する病気があるか
・妊娠や出産を妨げる病気があるか
将来子供を望んでいるカップルにとっては、とても重要な問題です。
結婚前にはっきりさせたいなら、積極的に受けるべきですね。
なぜブライダルチェックを受ける男性が増えているか
結論から申し上げますと、『男性が不妊原因となるケースも多い』からです。
WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊症原因の割合は以下の通りとなっています。
女性のみ:41%
男性のみ:24%
男女両方:24%
原因不明:11%
つまり、男性に原因がある割合は48%(24%+24%)もあるのです。
男性が不妊の原因となることも多いんですね。
加齢とともに精子も老化する
もちろん個人差はありますが、『35歳を目安に精子が老化する』という報告*¹があります。(*¹獨協大学:岡田弘教授の研究結果)
そのため、35歳以上の男性で子供を望む方は、しっかりとチェックするべきなのです。
40代くらいから老化するイメージでしたが、実際はもっと早く老化が始まるんですね。
初婚平均年齢は『31.1歳』
近年、男女ともに初婚平均年齢が上がってきており、以下の通りとなっています。
男子 | 女性 | |
平成7年 | 28.5歳 | 26.3歳 |
平成17年 | 29.8歳 | 28.0歳 |
平成26年 | 31.1歳 | 29.4歳 |
平成27年 | 31.1歳 | 29.4歳 |
平成28年 | 31.1歳 | 29.4歳 |
平成29年 | 31.1歳 | 29.4歳 |
平成30年 | 31.1歳 | 29.4歳 |
(参照:厚生労働省ー平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況)
初婚平均年齢である31.1歳だと、精子の老化が始まっている可能性もあります。
このまま平均初婚年齢が上がっていくと、男性のブライダルチェックも必須となってくるかもしれません。
検査項目と費用
では、私自身が受けた『検査項目』と『費用』を公開します。
検査項目
・精液検査
・感染症検査(クラミジア・梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎・風疹抗体)
精液検査だけでなく、もちろん感染症検査も受けました。
女性の場合、この他にも『超音波検査』『内分泌ホルモン検査』も受けます。
検査費用
・精液検査
・感染症検査(クラミジア・梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎・風疹抗体)
上記2つ合わせて17,000円
『両方とも保険適用外』であるため、高額です。
検査結果
どのような形式で結果が出るか気になる方もいらっしゃると思います。
そのような方に向けて、『私自身の検査結果』を公開します。
精液検査
精液検査のチェック項目は以下となっていました。
・精液量
・pH
・精子濃度(精子数)
・精子運動率
・精子正常形態率
最も重要なチェックが、精液検査です。
濃度以外にも、運動率などもチェックされます。
梅毒/クラミジア検査
尿検査でクラミジアを、血液検査(RPR/TP抗体)で梅毒をチェックしました。
肝炎検査
血液検査によって下記を測定し、肝炎をチェックしました。
HBs抗原:B型肝炎
HCV抗体:C型肝炎
HIV検査
血液検査でHIV抗原/抗体をチェックしました。
HIVは母子感染することもあるため、要チェックです。
男性のブライダルチェック体験記まとめ
いかがでしたでしょうか。
ブライダルチェックをする男性は、まだ少ないと思います。
しかし、『初婚年齢が上がっているため、男性もブライダルチェックも受けるべき』です。
この記事が、皆様のお役に立つことを願っています。
\結婚に向けた準備など/
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