
入社1年目だけど、有給を取得したい。
マナーやルールってあるの?
こんな疑問を解消します。
新入社員の中には『角が立たないように有給休暇を取得したい』という方は多いと思います。
新入社員でも有給取得するのは問題ありませんが、『マズイ有給の取り方』をすると上司・先輩からヒンシュクを買ってしまいます。
そこで今回は、『新入社員の有給取得時のマナー』について解説していきます。
・【マナー1】 繁忙期を避ける
・【マナー2】 できるだけ早めに相談
・【マナー3】 関係者への連絡
・【マナー4】 OJT・先輩と合わせる
・有休を取得しにくい職場の場合
・まとめ
新入社員の有給取得時のマナー
新入社員の有給取得時のマナーは、下記の通りです。
【マナー1】 繁忙期を避ける
【マナー2】 できるだけ早めに相談
【マナー3】 関係者への連絡
【マナー4】 OJT・先輩と合わせる
これだけ守れていれば、上司・先輩からヒンシュクを買うことはありません。

それぞれのマナーについて、丁寧に解説していきます。
【マナー1】 繁忙期を避ける
どんな会社にも、必ず『繁忙期』と『閑散期』があります。
繁忙期:1年の中で、特に忙しい時期
閑散期:1年の中で、特に暇な時期
猫の手も借りたいくらい忙しい時に有休を取ると『自分勝手・無責任な新人』と思われてしまうため、注意してください。
繁忙期以外にも、会社ごとに『休むべきではない雰囲気のイベント』などもあるため、しっかり空気を読むようにしましょう。

残念ながら、サラリーマンは会社都合を優先しなくてはいけません。
【マナー2】 できるだけ早めに相談
有給取得したい日が決まったら、まずは上司・先輩(OJT)に相談・連絡をしましょう。
相談時には、下記のように伝えれば問題ありません。
「お忙しいところ恐縮ですが、有給休暇について相談させて下さい。
○月○日に有給取得させて頂きたいと考えているのですが、問題ございませんでしょうか。」
まずは先輩(OJT)に相談し、必要に応じて上司にも相談しましょう。
『有給取得日の1週間以上前には連絡しておくべき』であるため、1~2日前といった直前の取得は避けた方が無難です。

新入社員対応も考慮してスケジュールを組んでる場合もあるため、早めに相談しておきましょう。
【マナー3】 関係者への連絡
上司・先輩(OJT)から有給取得のOKが出れば、次は関係者(Grメンバーなど)にメールで連絡しましょう。
私自身は、下記のようなメールをいつも送付しています。
To:関係者の皆様
いつもお世話になっております。
○○部 △△課の□□です。
x月x日(金)に有休を取得させて頂きます。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いいたします。
有給取得自体は悪いことではないため、過度に丁寧なメールを送付する必要はありません。
連絡しておくことが大切なのです。

有給取得の翌日には、「昨日はありがとうございました。」くらい伝えておくと印象が良いと思います。
【マナー4】 OJT・先輩と合わせる
最近は『新入社員に業務を通じて教育するOJT担当』を付ける企業も多くなってきました。
しかし、配属されて間もない頃には『OJT担当や先輩が不在だとやれることが無い』場合も多々あります。
そのため、OJT担当や先輩が休む日に合わせて自分も有休取得するのもオススメです。

これはマナーとまでは言いませんが、OJT担当や先輩からするとありがたい取得方法です。
有休を取得しにくい職場の場合
新入社員だけでなく、全員が有給を取得しにくい職場も多くあります。
厚生労働省の『令和2年就労条件総合調査の概況』によると、令和2年の有休取得率は56.2%でした。
そのような職場の場合、『環境を変える』ことを考えましょう。
具体的には、下記2つの方法があります。
【環境を変える方法】
1.部署変更の希望を出す
2.転職活動して別会社に移る
ただし、会社としてまずは1つの部署で経験をしっかり積んで欲しいため、『入社して3年目以内の場合は部署変更は難しい』でしょう。

それに対して、転職は若ければ若いほど有利であるため、部署変更希望が通らなければ転職も考えるべきです。
『第二新卒・20代向けの転職サービス』については下記の記事で紹介しているため、ぜひ参考してみて下さい。
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『新入社員の有給取得時のマナー』まとめ
いかがでしたでしょうか。
マナーを守らずに有給を取得すると、上司・先輩から『自分勝手・無責任な新入社員』と思われてしまいます。
自分だけで解決できない場合は、『部署移動』や『転職』によって環境を変えることも視野に入れてみて下さい。
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