大学生にはJALカードnaviがオススメらしい。
本当にお得なカードなのかな？
こんな疑問を解消します。
私自身、大学生～大学院生の間に合計6年間『JALカードnavi』を使用していました。
その結果、JALカードnaviのメリットやデメリットを知ることができました。
そこで今回は、『JALカードnaviを実際に使用してきて感じたメリット・デメリット』を紹介していきます。
・ JALカードnaviのメリット
・ JALカードnaviのデメリット
・ まとめ
JALカードnaviとは
「JALカードnavi」は、18歳以上の学生のみが発行できるJALのクレジットカードです。
残念ながら、社会人は発行することができません。
在学期間中は『年会費無料』で、さらに『マイル有効期限が無期限』となります。
さらに、通常のJALカードよりも特典が多いです。
実際に私自身が保有していた経験から、『JALカードnaviのメリット・デメリット』を丁寧に紹介していきます。
JALカードnaviのメリット
「JALカードnavi」のメリットは、以下の5つです。
１．在学中は年会費無料
２．通常3年のマイル有効期限が無期限
３．ショッピングマイル・プレミアムが無料となり、マイル還元率が0.5％→1.0％
４．ツアープレミアムが無料となり、フライトマイルが通常50％の航空券でも100％
５．通常よりも少ないマイルで特典航空券に交換可能
では、1つずつ説明していきます。
１．在学中は年会費無料
通常のJALカードは、年会費が一番低いものでも2,160円（税込）かかります。
しかし、学生専用の「JALカードnavi」は在学期間中は年会費無料となっています。
けど、楽天カードとかも年会費無料だよね。
他にもメリットはあるの？
沢山あります！
他のメリットも見ていきましょう。
２．通常3年のマイル有効期限が無期限に
通常、JALマイルは3年の有効期限があり、期限を過ぎれば失効します。
しかし、「JALカードnavi」を保有していれば『マイルの有効期限が在学中無期限』となるのです。
例えば、大学1年時に「JALカードnavi」を発行したら4年生まで無期限となるため、卒業後の3年間と合わせて『合計7年間』マイルを貯めておくことができます。
学生は大金を決済することがないため、すぐにはマイルが貯まりませんよね。
しかし7年間も貯められるなら、しっかり貯めて海外旅行にも行けちゃいます！
どれくらいマイルが貯まるのか
例えば、スマホ料金や外食費等で毎月25,000円を「JALカードnavi」で支払えば、年間で300,000円分となり、3,000マイルが貯まります。
その場合、大学4年間では『3,000 × 4 ＝ 12,000マイル』貯まります。
後述しますが、『学生は通常よりも少ないマイルで特典航空券と交換できる』ため、グアムにも行けちゃいます。
マイルを利用すれば、飛行機代0円で海外旅行に行けるのです。
３．ショッピングマイル・プレミアムが無料となり、マイル還元率が0.5％→1.0％に
通常のJALカードは、マイル還元率を0.5％⇒1.0%にするためにはショッピングマイル・プレミアムというオプション（年会費3,240円）を付けなければなりません。
しかし、「JALカードnavi」を保有していれば、ショッピングマイル・プレミアムが在学中無料となります。
いつどこで使用しても100円で1マイル貯まるのです。
さらに、イオン・ENEOS・ファミリーマートなどの『JALカード特約店』ならマイルが2倍貯まるため、100円で2マイル貯まります。
４．ツアープレミアムが無料となり、フライトマイルが通常50％の航空券でも100％に
通常、JALの航空券を購入する際は、早割制度「先得」を利用する方がほとんどです。
「先得」を利用すると航空券は安くなるのですが、区間マイルは通常の『50％～75％』しか付与されません。
通常のJALカードは、区間マイルを100%にするためにはツアープレミアムというオプション（年会費2,160円）を付ける必要があります。
しかし、「JALカードnavi」を保有していれば、ショッピングマイル・プレミアムが在学中無料です。
早割制度を利用して航空券購入する人が多いため、社会人からすると羨ましいサービスです。
５．通常よりも少ないマイルで特典航空券に交換できる
「JALカードnavi」を保有していれば、特典航空券の交換に必要なマイルが少なくなるキャンペーンを常時やっています。
これが一番すごいメリットです。
現在のキャンペーンによる海外各地への特典航空券に必要なマイル数を下記の表にまとめてみました。
| 目的地エリア | 通常会員（往復） | JALカードnavi会員（往復） |
| 韓国（ソウル・プサン） | 15,000 | 7,500 |
| アジア１（上海・台北・香港・マニラなど） | 20,000 | 10,000 |
| グアム | 20,000 | 10,000 |
| アジア２（クアラルンプール・バンコク・シンガポール・ジャカルタなど） | 24,000 ～ 27,000 | 17,500 |
| オセアニア（シドニー・メルボルン）、ロシア（モスクワ） | 35,000 ～ 40,000 | 20,000 |
| ヨーロッパ（パリ・フランクフルト・ヘルシンキ・ロンドン） | 45,000 ～ 52,000 | 27,500 |
| ハワイ（ホノルル・コナ） | 40,000 | 20,000 |
| 北米（ニューヨーク・サンディエゴ・ボストン・ロサンゼルスなど） | 50,000 | 25,000 |
ほとんどの目的地に対する必要マイルが約半分になることが分かります。
1マイル＝2円以上の価値があると言われていますので、『実質的に1マイル＝4円以上となる』このキャンペーンは凄まじいです。
社会人からすると、このメリットが最も羨ましく思います。
JALカードnaviのデメリット
「JALカードnavi」のデメリットは、以下の2つです。
１．利用可能額が10万円と小さい
２．旅行傷害保険に心配が残る
では、1つずつ説明していきます。
１．利用可能額が10万円と小さい
学生専用のクレジットカードであるため、『利用可能額は10万円まで』と非常に少ないです。
しかし、学生が発行可能な他のカードも、ほとんどが10万円となっています。
もし足りないようならば、同じく年会費無料の楽天カードがオススメです。
『楽天カード』については下記の記事で紹介しているため、是非ご一読ください。
関連記事 【2021年最新版】楽天カードのメリットとデメリットを紹介します！
２．旅行傷害保険に心配が残る
旅行傷害保険の補償額が十分ではありません。
自動付帯となっているため、保有しているだけで補償が受けられる点は優秀です。
| JALカードnaviの海外旅行保険 | |
| 傷害死亡 | 1,000万円 |
| 傷害後遺障害 | 30万～1,000万円 |
| 傷害治療費用（1事故の限度額） | 50万円 |
| 疾病治療費用（1疾病の限度額） | 50万円 |
| 賠償責任（1事故の限度額） | 2,000万円 |
| 携行品損害 | 1旅行につき15万円限度／年間累計額100万円限度 ※1点・1対限度額10万円（乗車券などは合計5万円） |
| 救援者費用（年間限度額） | 100万円 |
| 日本語による24時間救急サービス | 〇 |
| 補償期間 | 90日間 |
| JALカードnaviの国内旅行保険 | |
| 傷害死亡 | 1,000万円 |
| 傷害後遺障害 | 30万～1,000万円 |
「JALカードnavi」だけでは不安であるため、『海外旅行に出掛ける場合には、別途保険に加入したほうが良い』です。
JALカードnaviのメリット・デメリットまとめ
以上の内容をまとめさせて頂きます。
・在学中は年会費無料であり、さらに通常は年会費が必要なオプションも無料となる。
・学生カードであるため『利用可能額：10万円』と少ないが、他の楽天カードなどの年会費無料カードを保有すれば解決できる。
いかがでしたでしょうか。
『JALカードnavi』は特典が豊富なクレジットカードです。
これから新たにクレジットカードを作ろうと考えている大学生の方々は、是非『JALカードnavi』を申し込みましょう。
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