基本情報技術者を取得したい。
けど、効率的な勉強方法が分からない。
こんな悩みを解消します。
基本情報技術者試験は、『合格率20〜30%の難関資格』です。
そのため、IT未経験者には難しいと思っている方も多いでしょう。
しかし、正しい勉強法で対策していけば、『IT未経験者であっても十分に合格可能』です。
私自身、全く知識がない状態から「IT系の基礎知識」を身に付けるためにチャレンジし、無事に合格しました。
そこで今回は、私自身が行った『基本情報技術者試験の効率的な勉強方法』を紹介します。
・ 基本情報技術者試験の勉強法
・ 基本情報技術者合格までの勉強時間
・ 就活で有利になった体験談
基本情報技術者に合格するには
午前試験と午後試験の二部構成となっており、両方の試験で60%以上正解することで、合格と認定されます。
午前試験 | 午後試験 | |
試験時間 | 150分 | 150分 |
問題形式 | 四肢択一の小問 | 多肢択一の長文問題 |
合格点 | 60点 | 60点 |
午前問題はマークシート形式で全て四肢択一の60問、午後問題もマークシート形式ではありますが、各設問に対して長い文章を読んで答えを導き出す選択式で出題されています。
午後試験は『午前試験の応用』であり、文章から答えを導き出さなければならないため、『過去問を解く』ことで試験慣れしなければなりません。
それでは、勉強方法に移ります。
基本情報技術者試験の勉強法
私自身、下記のSTEPで勉強しました。
STEP1 必要な知識の概要を学ぶ
STEP2 午前試験対策のため、一問一答形式の問題演習をスマホで行う
STEP3 午後試験に慣れるため、過去問を解きまくる
1つずつ説明していきます。
STEP1 必要な知識の概要を学ぶ
まず初めに、以下の参考書を2周しました。
1週目の目的は『概要を掴むこと』なので、サラッと読んでしまいましょう。
そして、2週目では『1週目ではよく分からなかった内容』を重点的に読みます。
完璧に覚える必要はなく、基本情報技術者試験で必要な内容を何となく捉えることができれば良いです。
何回も目にすることによって記憶に定着していくため、覚えようとするのではなく、小説のようにスラスラ読んでいきましょう。
STEP2 午前試験対策のため、一問一答形式の問題演習をスマホで行う
『基本情報技術者試験ドットコム』というサイトで、無料で『一問一答形式』の過去問演習を行うことできます。
スマホでいつでも演習できるため、通勤等の空き時間で効率よく演習することができます。
午前対策の問題集を購入する必要はありません!
STEP3 午後試験に慣れるため、過去問を解きまくる
以下の参考書を使用して、『8回分の過去問』を解きました。
『基本情報技術者試験ドットコム』に午後試験の問題もありますが、問題の文章が長く、集中力を養うためにも紙媒体で解く方が良いと思います。
『初見では解けないような特徴的な問題』もあるため、午後試験対策のために過去問をしっかり取り組むべきです!
基本情報技術者合格までの勉強時間
①参考書を2周するのに30時間
②午前試験対策のためにスマホで40時間
③過去問を8回分を解き、復習としてもう一回解き直すのに40時間
合計で『約110時間』かかり、体感的には『参考書の1週目が一番きつかった』です。
しかし、午前試験対策はスマホでクイズのように取り組めるため、楽しく学習できました!
また、『午前対策』のおかげで『午後対策』を行う頃には知識がだいぶ定着していました。
そのため、『午後対策』はあまり苦になりませんでした。
基本情報技術者が就活で有利になった体験談
結論から言うと、基本情報技術者試験を『取得していること』ではなく『資格を取得する意欲』を褒められました。
詳しくは下記で紹介しているため、ぜひご覧ください。
★基本情報技術者が『就活で有利になった体験談』を紹介します!
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まとめ
基本情報技術者試験は『合格率20〜30%』という難関資格ですが、正しい方法で勉強していけば『IT未経験者でも十分に合格可能』です。
資格取得に向けて勉強することで『ITの基本事項は網羅できる』ため、将来IT系を目指している方は、ぜひチャレンジしてみて下さい。
この記事が、皆様のお役に立つことを願っています。
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