
最近は『フレックスタイム制』の企業が多いらしい。
魅力的だけど、本当に利用できるのかな?
私は大学院を修了し、『大手自動車部品メーカー』で働いています。
『フレックスタイム制の部署』に配属されて4ヶ月程たちましたが、これまで存分に活用してきました。
そこで今回は、新入社員がフレックスタイム制を『本当に利用できるか』『どう利用しているか』について解説します!
・ 新入社員でも利用できる
・ 利用できない部署もある
・ どう利用しているのか
・ 残業しすぎた月は積極的に活用
フレックスタイム制とは
従業員が『自由な時間に出退社できる制度』です。
大抵の場合、『コアタイム』という会社に居なくてはならない時間帯が決められています。
私の場合だと、コアタイムが『10:10~15:10』であるため、10:10までに出社すれば良いのです。

多くの企業でフレックス制度が導入されていますが、新入社員でも利用できるか気になりますよね。
メーカー新入社員でもフレックスは利用できる!
自分の勤務実績を調べたところ、『11月〜12月の全出勤日でフレックスタイム制を活用』していました。
定時より早く出社した日もあれば、定時より遅く出社した日もあります。
先輩や上司から『フレックスを積極的に活用してね!』というお言葉を頂いているため、遠慮なく活用しているのです。

また、同じ組織に所属している同期も大半が活用しています。
同じ会社でもフレックスを利用できない部署もある
しかし、フレックスを全く利用していない同期も複数いました。
その利用していない同期たちは、『製造部と密接に関係がある部署』に所属しています。

『製造部と密接に関係がある部署』は、何でフレックスを使えないの?

『フレックス制度がない製造部』と一緒に仕事をしなければならないからですよ。
モノづくりメーカーの製造部は『24時間体制で生産ラインを動かしている』ため、出勤時間は厳密に決められています。
そのため、フレックス制度を導入できません。
製造部と一緒に仕事するような部署は、勤務時間を製造部に合わせる必要があるので、結果的に利用しにくいのです。
『フレックスを利用したい方は、配属面談でその旨を伝えるべき』だと思います。
フレックスタイムをどのように活用しているのか
私の場合、定時が『8:40〜17:40』なのですが、この時間に出社しようとすると通勤電車が非常に混んでいます。
そこで、定時より15分遅い『8:55』に出社して混雑時間から逃れるようにしています。

15分遅くするだけでも満員電車から解放されるため、フレックス制度は非常に便利です。
逆に、朝早く目覚めてしまった日には、定時より早く出社して、その分早く帰宅しています。
また、仕事帰りに病院へ行きたい時にも、定時より早く出社して、その分早く帰社して病院に行きます。

混雑している土曜日に病院へ行かなくても良いので、非常にありがたいです。
残業しすぎた月に、フレックスで残業時間を減らす
最近は、働き方改革として『残業時間の上限』を決める会社が多くなっています。
そのため、残業しすぎると会社から怒られてしまうのです。

でも、忙しい時は残業しないと納期に間に合わない…
どうすればいいんだよ!

残業しすぎた分は、フレックスを活用して定時よりも前に帰宅すればよいのです。
そうすれば、残業時間を減らすことができますよ。
月間残業時間の上限:45時間
1月30日までの残業時間:46時間
1月31日の残業時間:‐1時間(定時18時の場合、17時に帰宅する)
1月の残業時間:46時間 – 1時間 = 45時間
私自身も『フレックスを活用して残業時間の調整』を行っています。
私自身の『新卒1年目の残業時間』について下記で紹介しているため、是非ご覧ください。
関連記事 【メーカー新入社員】新卒1年目で残業時間はどれくらいある?
まとめ
・フレックス制とは『自由な時間に出退社できる制度』である。ただし、コアタイムには会社に居る必要がある
・メーカー新入社員でもフレックス制を利用できるが、『製造部と関連性が高い部署』に配属された場合は活用しにくい
・フレックス制の活用により、通勤時の混雑を避けられ、また早く帰社して病院に行ったりできる
いかがでしたでしょうか。
『自分の生活スタイルに合わせて、出退社時間を調整できる』フレックス制は非常に便利です。
メーカー新入社員でも利用できるため、上司や先輩と相談して有意義に利用しましょう。
\新入社員の年収・残業など/
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