【メーカー勤務の宿命】”工場実習”を通して学んだことや感想を紹介します!

●●●
困っている人

メーカーに就職すると工場実習があるらしい。
工場実習って大変なイメージがあるけど、実際はどうなの?

こんな疑問を解消します。

私は大学院を修了し、今年の4月から「大手自動車部品メーカー」で働いています。

 

そして現在、メーカーに就職した新入社員が必ず経験する『工場実習』を行っている最中です。

●●●
もっぷ

工場実習の辛さをリアルタイムで感じているため、今後工場実習を経験する方々に有益な情報をお届けできます。

 

そこで今回は、
『工場実習』を通して学んだことや感想を紹介していきます。
 

本記事の内容・ 配属までの流れ
・ 生産課での仕事
・ 物流課での仕事
・ 残業・夜勤について
・ 工場実習を通して学んだこと・感想

配属までの流れ


工場実習の流れを説明していきます。

以下のような流れで配属まで進んでいきました。

まずは安全講習

工場実習初日は、同期たちと一緒に安全講習を受けました。

そこで何よりも怪我をしないこと、つまり『安全』が第一優先であることを耳にタコができるまで聞かされます。

●●●
もっぷ

怪我なんてしてしまえば、全製作所に情報展開されるくらい『安全には厳しい』のです。

 

課長や工場長からの激励

安全講習後には、課長や工場長から講和を受けました。

・ 今後の開発に活かせるような経験を積んで欲しい。
・ 何よりもケガをしないように気をつけて下さい。

 
以上2点を強調されます。

工場実習生がケガをしたら、工場長たちの責任が問われますからね…
 

配属先の発表

そして講和の後、配属先が発表されました。

生産ラインで作業をする『生産課』に同期が次々と呼ばれていく中、私だけ呼ばれません。
 

●●●
もっぷ

あれ?俺だけ呼ばれないな…

●●●
人事

もっぷくんは最初の2ヶ月は『物流課』ね。
それが終わったら『生産課』に移動してもらうから。

 
『物流課』とは、生産ラインに部品を届けたり、逆に完成品を集めて出荷する部署です。

まさかの『生産課』と『物流課』の両方を経験することになりました。
 

生産課と物流課では辛さが違う

工場実習では、『生産課』と『物流課』のどちらかに配属されます。

ただし、『生産課』と『物流課』では辛さや大変さが大きく異なるのです。

 
とても珍しい例ですが、私は『生産課』と『物流課』の両方を経験することができたので、どちらについても紹介していきます。
 

『生産課』ではどんな仕事をするのか

『生産課』に配属された場合、生産ラインの1工程を担当することになります。

工程の代表的な作業例として、以下のようなものがあります。

【生産課での作業例】

・部品を機械に投入する

・機械から出てきた製品の検査をする

・ネジを締める

・部品を並べる

 

●●●
困っている人

なんだ、簡単そうだし楽なんじゃない?

●●●
もっぷ

これを毎日立ちっぱなしで約7時間もやるんですよ!
めちゃくちゃ辛いです!

 
もし自分が少しでも作業をサボってしまうと後ろの工程が遅れてしまうため、よそ見をしたり手を抜くことはできません。

トイレに行きたくなっても我慢しなければなりません…
 

1番辛いのは『脚』

そして生産課に配属されて1ヶ月経ちますが、1番辛いと感じているのは『脚』です。

履き心地が良くない安全靴で約7時間も立ちっぱなしですから、脚がむくんで痛くなってきます。

 

このままではダメだと考え、対策を考えました。

その対策とは、『安全靴の中に入れるインソール』『メディキュット』です!
 

安全靴の中に入れるインソール

安全靴の中にインソールを入れることにより、立ちっぱなしでも以前より疲れにくくなりました。

インソールが入っているかいないかで履き心地が雲泥の差なので、工場実習前にはぜひ準備しておいてください。


 

メディキュット

また、脚のむくみを放っておくと朝起きても疲労感が残ったままです。

その浮腫み対策としてメディキュットを使用したところ、血行促進の効果によって浮腫みが改善されました。

メディキュットだけに頼らず、寝る前に脚のマッサージもできるだけ行うとより効果的です。


 

『物流課』ではどんな仕事をするのか

『物流課』に配属された場合、仕事内容は大雑把に言えば「運搬」になります。

その「運搬」ですが、自動車部品メーカーの場合、仕事内容は以下3つのどれかです。

【物流課での作業例】

・ 生産課に部品を運ぶ

・ 生産課から完成品を受け取り、製品ロケに運ぶ

・ 製品ロケから必要な分の完成品を集め、トラックに出荷する

 

●●●
もっぷ

部品はとても軽いため『生産課に部品を運ぶ』は楽です。
それに対して、下2つは非常に重い「完成品」を扱うため、過酷です。

 

『腰痛』と『熱中症』に注意

私の場合、『製品ロケから必要な分の完成品を集め、トラックに出荷する』部署に配属されました。

そして、20kg弱の箱を1日に約900箱も台車に積んで運び続けたのです。

そのため、信じられないほど腰が痛くなりました。

 

さらに工場は冷房が効かないため非常に暑く、ポロシャツが絞れるほど汗をかきながら仕事をしていました。

●●●
もっぷ

熱中症で倒れる人もかなりいます…

 

物流課はハズレ

ここまで読んで頂いて分かる通り、『物流課』はハズレです。

生産課とは比較にならないほどキツイ…

 
その『物流課』に配属された人がみな心配する点があります。

「腰痛」にならないようにする!
 

●●●
もっぷ

私自身も途中で腰が痛くなりました。

 

このままでは腰痛持ちになってしまうと思ったため、対策として購入したのが『腰用ベルト』です。

 

腰痛ベルト

『腰用ベルト』は腰をサポートしてくれるため、腰痛予防の効果があります。

物流課に配属された方は事前に準備しておくことをおすすめします。


 

残業は多いの?夜勤もあるって本当?

『実習中にどれだけ残業するのか』

『夜勤は本当にあるのか』

 
この2つが最も気になりますよね。

私や同期の実体験から、詳しく説明します!
 

残業時間は、配属された部署によって大きく異なる

忙しい部署に配属された場合、残業時間が月45~80時間になります。

 
しかし、暇な部署に配属された場合は残業時間が月10時間ほどしかありません。

「お金を稼ぎたい!」という方は上司に相談してみましょう。

●●●
もっぷ

『残業を減らしたい』という主張は通りません。
しかし、『残業を増やしたい』という要望は通りやすいです。

 

夜勤は、全ての新入社員が一度は経験することになっている。

1週間しかやらせない部署もありますが、基本的には隔週で夜勤があります。

昼勤を1週間 → 夜勤を1週間 → 昼勤を1週間 →… となります。

●●●
困っている人

夜勤はすごく眠そうだね…
眠くならないようにすることってできるの?

●●●
もっぷ

日曜に徹夜し、月曜の朝に寝て夕方に起きて仕事に行ってください。
そうすれば夜勤でも眠くなりにくくなりますよ。

 

夜勤する時間帯

次に夜勤する時間帯ですが、これも配属された部署によって異なります。

17時~2時までの部署もあれば、20時~5時までの部署もあります。

 
皆さん知っていると思いますが、夜勤だと「深夜作業手当」が付いてお金が余分に貰えます。
 

夜勤時の注意点

しかし、注意点が1つあります。

「深夜作業手当」は、22時~5時に働いた分しか貰えません。

 
そのため、17時~2時の夜勤だと「深夜作業手当」は22時~2時の4時間分しか貰えないのです。

しかも、休憩時間は控除されてしまうので1時間休憩があれば「深夜作業手当」は3時間分しか貰えません。
 

●●●
もっぷ

せっかく夜勤をするのなら20時~5時で働きたいですね。
配属された部署次第なのでどうにもなりませんが…

 
ただ、時間帯に関係なく『交替手当』が付くため、1日当たり4000円くらい余分に貰えます。

夜勤は眠くて辛いですが、お金は沢山稼げますよ!
 

『工場実習中の給料』については下記の記事で紹介しているので、是非ご覧ください。

理系大学院卒の自己投資日記

困っている人 工場実習って大変だけど、給料は沢山貰えるらしい… 実際にはどれくらい貰えるの? こんな疑問を解消します。 …

 

工場実習を通して学んだこと・感想

①品質管理の難しさ

私は生産課で働いていた際、1日当たり2000個の部品を検査して生産ラインに投入する作業をしていました。

 
2000個も検査するわけですから、1個くらい不良品を見落とすこともあります。

 

しかし、私にとっては2000個中の1個でも、クルマを購入してくださるお客様にとっては1個中の1個ですから、大問題です。

 

そのため、どんなに数をこなさなければいけなくても、ミスは許されません。

●●●
もっぷ

実際に工場で生産ラインに入ることで、品質管理の難しさを実感しました。

 

②モノづくりは1人ではできない

私が担当した製品は、自動車部品の1つです。

しかし、その自動車部品の1つを生産するために20人も関わっていました。

 

生産以外も考慮したら、研究開発や設計、生技、品保など多くの人が関わっているはずです。

どんなに優秀な技術者でも、モノづくりは1人では絶対にできないことを実感しました。

 

③肉体労働は思っていた以上に辛い

比較的楽な『生産課』でさえ、1日に7時間以上も立ち仕事をするため脚が痛くなります。

そして過酷な『物流課』では、約20kgの箱を1日に900個も運んで腰がやられました。

 

私は3ヶ月しか工場で働かないため我慢できますが、これを60歳まで続けろと言われたら絶対に辞めてしまいます。

●●●
もっぷ

肉体労働ではない『内勤』の仕事に就けて本当に良かったと思いました。

 

スポンサードリンク
 

最後に

今後工場実習がある方は、くれぐれも無理だけはしないでくださいね!

身体が一番の財産ですから、体に異変を感じたら班長やリーダーに素直に伝えてください。

この記事が、工場実習に行かれる方に少しでも参考になることを願っています。

 

「地獄のおかわり工場実習」ついての記事も書いているので、是非ご覧ください。

理系大学院卒の自己投資日記

困っている人 先輩に聞いたんだけど、「おかわり工場実習」があるらしい。 何でまた地獄に行かなくちゃいけないんだよ! 私は…

 
スポンサードリンク
最新情報をチェックしよう!