共同研究のメリットとデメリット

【大学生必見】共同研究のメリットとデメリットを紹介します!

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研究室選びで困っている人

企業との共同研究って大変なイメージがあるけど、その分就職活動で有利になったりするのかな?

と思っているのではないですか?
私自身も所属する研究室を決める前、同じように疑問に思っていました。

大変迷いましたが、私は企業と共同研究を行っている研究室を選びました。

そして大学4年生から大学院2年生までの3年間、企業と共同研究を行いました。

その結果、以下のことを実感しました。

●  共同研究は意外と楽

●  共同研究をしておけば就職活動で有利になる

 

そこで今回は、

共同研究を経験した私自身が感じた共同研究のメリットやデメリット

を紹介していきます。

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共同研究のメリット

①研究テーマを自分で考えなくて良い

研究テーマの決まり方は、大きく分けて次の3つとなります。

【研究テーマの決まり方】

1.所属する研究室の研究分野に関連した論文を多く読み、自分で新たに研究テーマを考える

2.卒業する先輩が行っている研究を引き継ぐため、最初から研究テーマが決まっている

3.企業がやりたい研究テーマが教授に依頼され、その研究テーマが学生に割り振られる

共同研究の場合、3.企業がやりたい研究テーマが教授に依頼され、その研究テーマが学生に割り振られるとなります。

そのため、自分で研究テーマを考える必要がなく、研究の背景や目的・有用性等も企業が示してくれます。

企業との共同研究でない場合は、自分で新たに研究テーマを決めなければならないため、配属されてもしばらくは論文を読む日々が続きます。

その中から「他に誰もやっていなく、しかも有用性があるような研究テーマ」を自分で考え出さなければなりません。

 

②研究室宛の説明会があり、特別インターンシップに参加できたり特別選考も受けられる

所属する研究室が多くの企業と共同研究を行っていると、共同研究している多くの企業から特別配慮を受けることができます。

具体的には、以下のようなものがあります。

● 研究室宛の特別説明会

● 特別インターンシップ

● 本就活での特別選考

私が所属していた研究室も多くの企業と共同研究を行っており、そのコネで我が研究室の学生だけに向けた説明会が多くありました。

また、共同研究を行っていた企業の特別インターンシップに選考なしで参加できたり、就活解禁前に選考していただき、普通より早く内定していた先輩や同期も多くいました。

しかも、誰もが知っている有名自動車メーカーや電機メーカーにです。

 

③ES(エントリシート)を作成する際のネタが豊富になる

就活時には、ES(エントリーシート)という書類選考時に必要な応募書類を企業に提出しなければなりません。

ESには、「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと」等を記入する欄がほぼ必ずあります。

共同研究を行っていれば、「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと」をESに記入する際に書くネタが豊富になります。

例えば、共同研究を通して「世代や立場が異なる人と協力して何かをやり遂げた経験」が得られます。

どんな仕事であってもそうですが、特にメーカーは様々な人と協力して仕事を進めなければなりません。

そのため、「世代や立場が異なる人と協力して仕事を進める力」が必要となってきます。

このような能力を持つ学生を、採用する企業側は高く評価しています。

 

④研究が半強制的に順調に進むため、論文を出しやすい

共同研究の場合、定期的に企業と研究の進歩について打ち合わせがあります。

そのため、毎回成果を出さなければならないので半強制的にですが、研究は順調に進みます。

その結果、成果を論文として頻繁に出しやすくなります。

基礎研究であるため、守秘義務があって外部に公開できない共同研究先もありますが、大半の企業は論文を書くことを推奨してれます。

 

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疑問に思っている人

論文って大変そうだな…
論文を出すと何か良いことがあるの?

論文を多く出すことのメリットは、奨学金が免除されやすくなることです!

親の年収等の制限があり、学部時代に借りることができなかった人でも大学院では奨学金を借りることができます。

大学院生の場合、親の年収が関係ないからです。

全額免除されれば211万円、半額免除でも105万円が免除されます!

 

詳しくは下記の記事で紹介しているので、是非ご覧ください。

理系大学院卒の自己投資日記

大学院生が奨学金免除となる『条件』や『評価基準』を解説します!「大学院では奨学金免除となった話をよく聞くから、自分も勝ち…

 

共同研究のデメリット

①研究テーマを自分で考えていないため、「新しい価値を生む力」の点で就活の際に不利になる

就活時、多くの企業の求める人物像に「新しい価値を生む力」というキーワードが含まれています。

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疑問に思っている人

何で「新しい価値を生む力」が重要視されているの?

理系学部の多くの学生がメーカーに就職することを考えていると思います。

そのメーカーは、人々の生活をより豊かにするため、新しい価値を生み出さなければなりません。

そのため、「研究テーマを企業から決められて進めた」ことよりも「自分で新たに研究テーマを考え、自分で考えて進めた」ことの方が高く評価されます。

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もっぷ

面接時には「なぜそれを選んだのか、どうやってその方法を思いついたのか」など、自分で進めていったかどうかをひたすら深堀されるよ。

就活を有利にしたいなら、企業と共同研究する場合でも、自分で関連する分野の論文を読む等の勉強を行い、自らが提案して研究を進めるようにしましょう。

そうすれば、共同研究のメリットである「世代や立場が異なる人と協力して何かをやり遂げた経験」と同時に「新しい価値を生む力」も就活時にアピールすることができます。

 

②定期的に打ち合わせがあるため、毎回成果を出さなければならない。
そのため、学生らしい海外への長期旅行や語学留学ができない

実は、週に1回しか研究をしなくてもよい非常に緩い研究室も必ず存在します。

しかし当然、就活時に面接であまり研究をしていないことがバレてしまうため、就活が不利になる等のデメリットがあります。

しかしそのような研究室であれば、研究はあまりせずに好きなことをして過ごすことができるため、海外への長期旅行や語学留学もできます。

それに対して共同研究の場合、月に一度ほど定期的に打ち合わせがあるため、きちんと研究に取り組まなければならなりません。そのため、長期旅行や語学留学は難しいです。

私も長期語学留学とかはしてみたかったので、そこに関してはデメリットでした。

 

まとめ

・ 企業と共同研究を行うメリットは、
「研究テーマを自分で考えなくても良い」
特別選考を受けられる」
「ESを作成する際のネタが豊富になる」
論文を出しやすい」など数多くある。

・企業と共同研究を行うデメリットは、
「研究テーマを自分で考えていないため、『新しい価値を生む力』の点で就活の際に不利になる」ことが挙げられる。

・しかし、自分で関連する分野の論文を読む等の勉強を行い、自らが提案して研究を進める工夫を行えば、そのデメリットも解消することができる。

企業と共同研究するメリットは数多くあり、必ず就活の際にプラスになるので、ぜひこの記事を参考にして企業と共同研究をしている研究室を選んで頂きたいです!