
スマホの月額料金が高額だし、そろそろ格安simに変えてみたい。
けど、格安simって本当にお得なの?
こんな疑問を解消します。
私も格安simに乗り換える前は、同じように思っていました。
そこで格安simの契約者数No.1である『楽天モバイル』を徹底的に調べた結果、毎月のスマホ使用料金がぐっと安くなることを知り、楽天モバイルに乗り換えてみました!
しかし、以下の4点が最初は分からなかったため、楽天モバイルを契約するか迷いました。
● どこで契約すれば良いのか
● どれくらい安くなるのか
● どんなプランがあるのか
● どんなデメリットがあるのか
そこで今回は、楽天モバイルにおける『各プランの料金体系』や『メリット・デメリット』ついて解説していきます。
楽天モバイルとは
楽天モバイルは、楽天カードなどで有名な楽天が提供している「格安SIM」です。
数多くある格安simの中で、楽天モバイルは格安スマホの契約数がNo.1となっています!

そんな楽天モバイルに契約したので、そのメリットやデメリットを紹介していきたいと思います。
楽天モバイルのメリット
楽天モバイルのメリットは、以下の5つです。
【楽天モバイルのメリット】
1.キャリアに比べて月額料金が安い
2.SIMカードのみ契約できるので、キャリアで買ったiPhoneをそのまま使用できる
3.専用の店舗があるため、直接説明を受けることができる
4.楽天ポイントが付与され、さらにその楽天ポイントで月額料金を支払うことができる
5.楽天市場で貰えるポイントが「+2倍」になる
では、1つずつ説明していきます。
1.キャリアに比べて月額料金が安い
キャリアの「au」と比較してみます。
なお、キャリアは2年の契約期間があるため、楽天モバイルも2年契約の料金で比較します。
au | 楽天モバイル | |
データ通信量のプラン | データ定額5(5GB) 5,000円 | スーパーホーダイのプランM(6GB) 2,980円 |
通話かけ放題 | スーパーカケホ(5分以内) 1,200円 | 10分以内 0円 |
インターネット接続サービス | LTEネット 300円 | 0円 |
楽天モバイルの方が圧倒的に安いことが分かります。
また、通話かけ放題の時間も楽天モバイルの勝利となっています。
2.SIMカードのみ契約できるので、キャリアで買ったiPhoneをそのまま使用できる
楽天モバイルでは端末を購入せずに、SIMカードだけ契約することも可能です。
そのため、android端末に変更することなく、キャリアで購入したiPhoneをそのまま使用できます。
3.専用の店舗があるため、直接説明を受けることができる
多くのMVNOは実店舗がないため、インターネット上で契約してSIMカードを配送してもらい、自分で設定などをしなければなりません。
しかし、楽天モバイルは実店舗があるため、これまで利用してきたキャリアと同じように、店員さんに設定してもらうことができます。

分からないことがあれば聞きに行くこともできるため、安心ですね。
しかし、ネット限定のキャンペーンもあるため、自分で設定しても大丈夫という方はネットで契約する方がお得になります。
4.楽天ポイントが付与され、さらにその楽天ポイントで月額料金を支払うことができる
楽天モバイルの月額料金100円につき1ポイントが付与されます。
ただし、端末も購入してその本体代金を分割して支払っている場合、本体代金に対してはポイントが付与されません。

また、月額料金の支払いを楽天カードに設定しておけば、楽天カードでの支払いに対しても1%還元されるため、合計で2%のポイントが貯まります。
そのようにして貯まったポイントを、支払いに当てることもできます。
5.楽天市場で貰えるポイントが「+1倍」になる
なんと、楽天モバイルに申し込むと楽天市場で貰えるポイントが「+1倍」されます。
つまり、楽天市場で100円分購入した際、通常は1ポイントのところ、2ポイントも貰うことができるのです。

一気に還元率が上がるので、これは本当にすごいです。
なお、楽天市場での支払いを楽天カードに設定しおけば、さらに「+2倍」されます。
楽天モバイルと楽天カードがあれば、100円購入した際に4ポイントも貰うことができます。

『還元率4%』は、もはや異次元ですね。
『楽天カードのメリットとデメリット』については下記の記事で紹介しているため、是非ご一読ください。
楽天モバイルのデメリット
楽天モバイルのデメリットは、以下の5つです。
【楽天モバイルのデメリット】
1.通信速度が少し遅くなる時がある
2.通信の最適化のせいで画像が劣化する場合がある
3.キャリアで使用していたメールアドレスが使用できなくなる
では、1つずつ説明していきます。
1.通信速度が少し遅くなる時がある
多くの方々が利用する12時~13時や18時~19時には少し遅くなる時があります。
と言っても、問題なく動画が観れるくらいのスピードなので、あまり気にしなくても良いと思います。
2.通信の最適化のせいで画像が劣化する場合がある
楽天モバイルは通信の最適化を行っているため、画像を荒くしてデータ量を少なくすることがあります。
僅かに荒くなるだけなので、私はあまり気にならないですが、気になる人はキャリアにした方が良いと思います。
3.キャリアで使用していたメールアドレスが使用できなくなる
今まで使用してきた@softbank.ne.jpや@docomo.ne.jpのようなメールアドレスが使用できなくなります。
しかし、googleのgmail等でメールアドレスは無料で取得できるため、あまり気にする必要はありません。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルには、「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」という二つのプランがあります。
主な違いは以下の通りとなっています。
他社から乗り換える人は、電話は今まで通り使いたいと思うので、通話できるプランで比較しています。
組み合わせプラン(通話ができるプラン) | スーパーホーダイ | |
データ通信量 | ベーシック・3.1GB・5GB・10GB・20GB・30GB | 2GB・6GB・14GB・24GB |
月額基本料金 | 1,250円~6150円 | 2,980円~6,980円 |
最低利用期間 | 1年 | 1年、2年、3年から選択 |
解約金 | 9,800円 | 9,800円 |
10分通話かけ放題 | 別途支払う必要あり(850円/月) | 無料 |
速度制限 | 200Kbps | 1Mbps(12時~13時と18時~19時は300kbps) |
月額料金からの割引 | なし | ・楽天会員なら500円割引 ・2年契約なら500円、3年契約なら1000円割引 ・楽天ダイヤモンド会員なら500円割引 |
パッと見た感じ、『スーパーホーダイの利点』は以下のようですね。
①10分かけ放題が無料
②速度制限がかかっても1Mbps
③割引が多い
では、割引された後は料金がいくらになるか等、それぞれのプランの詳細を見ていきます。
スーパーホーダイ
スーパーホーダイの料金プランは、以下の通りとなっています。
どのプランも10分以内の国内通話かけ放題で、異なるのはデータ通信量と月額料金です。
プランS | プランM | プランL | プランLL | |
データ通信 | 2GB | 6GB | 14GB | 24GB |
高速通信容量を使い切った後は最大1Mbpsで使い放題 但し、通信が混みあう時間帯(12時~13時と18時~19時)は最大300kbps | ||||
通話 | 10分以内の国内通話がかけ放題(10分を超える分は20円/30秒) | |||
月額基本料金 | 2,980円 | 3,980円 | 5,980円 | 6980円 |
楽天会員割+長期割(3年契約) | 1~2年目:1,480円 3年目~:2980円 | 1~2年目:2,480円 3年目~:3980円 | 1~2年目:4,480円 3年目~:5980円 | 1~2年目:5,480円 3年目~:6980円 |
さらに、楽天ダイヤモンド会員割(1年目のみ) | 1年目:980円 | 1年目:1,980円 | 1年目:3,980円 | 1年目:4,980円 |
割引されていくと、1年目と2年目はかなり安いですね。

しかし、3年目からは料金が一気に高くなってしまいますが、それでも他のキャリアよりかなり安いと思います。
3年たったらLINEモバイルなどの他の格安スマホの会社に乗り換えるのも良いと思います。
組み合わせプラン
組み合わせプランの料金プランは以下の通りとなっています。
データSIM (SMSなし) | 050データSIM(SMSあり) | 通話SIM | |
ベーシック | 525円 | 645円 | 1,250円 |
3.1GB | 900円 | 1,020円 | 1,600円 |
5GB円 | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
10GB | 2,260円 | 2,380円 | 2,960円 |
20GB | 4,050円 | 4,170円 | 4,750円 |
30GB | 5,450円 | 5,520円 | 6,150円 |
データSIMの特徴
データSIMはSMS機能がないので、データ通信しかできません。
そのため、iPadをはじめとしたタブレットのような『音声通話をしない機器』で契約するときに選びます。
050データSIMの特徴
050のIP通話機能を使用できます。
IP電話とは、通話音声をデータ化してインターネット上でやり取りする電話サービスのことです。
050IP電話は通話音声をデータ化してインターネット回線を通話するサービスで、データSIMのモバイル回線を使って電話をかけることができるものです。

通常の携帯電話の番号や固定電話にも電話をかけることができるため、090から始める携帯電話と同じような感覚で電話を使用できます。
しかし、「110」や「119」といった緊急通報など、一部の電話番号宛に発信することができないというようなデメリットがあります。
通話SIMの特徴
音声通話SIMは、090/080の通話+インターネットが可能です。
今まで使用してきたキャリアと同じように使用できるため、キャリアからMNPする人はこの「通話SIM」を選ぶことになると思います。

私もキャリアからMNPしたので、この通話SIMのプランで検討しました。
プランの選定
私はキャリアからMNPしたいので、まずは通話SIMで検討し、家にWi-Fiがあるため、データ通信量は5GB程で検討します。
そのため、「スーパーホーダイのプランM」と「組み合わせプランの5GB」で比較していきます。
なお、「スーパーホーダイ」は3年契約するものとし、普段から短い電話を使用するので「組み合わせプラン」は10分かけ放題のオプションを付けるとします。

私は楽天のダイヤモンド会員であるため、その割引も考慮していきます。
組み合わせプランの5GB | スーパーホーダイのプランM | |
データ通信量 | 5GB | 6GB |
速度制限 | 200Kbps | 1Mbps(12時~13時と18時~19時は300kbps) |
最低利用期間 | 1年 | 3年 |
10分通話かけ放題 | 850円 | 無料 |
月額料金 | 1~3年目:2,150円 | 1年目:1,980円 2年目:2,480円 3年目:3,980円 |
3年間の合計金額 | 108,000円 | 101,280円(ダイヤモンド会員でなければ107,280円) |
3年間の合計金額は、「スーパーホーダイのプランM」の方が安くなりました。
また、データ通信量が1GBも多く、速度制限された際の通信速度も「スーパーホーダイのプランM」の方が勝っています。
しかし、最低利用期間は「組み合わせプランの5GB」の方が短いです。

総合的に考えると、「スーパーホーダイのプランM」の方がかなり良いですね。
そのため、私は「スーパーホーダイのプランM」で契約しました!
まとめ
以上の内容をまとめさせて頂きます。
・キャリアに比べて料金が安くなる格安SIMの中でも、楽天モバイルは実店舗もあるため、今までのようにお店の人に設定してもらうことができる。
・利用料金に対して楽天ポイントが付与され、さらに楽天市場でのポイント還元率が上がる。また、楽天カードを使用すれば還元率が5倍となるため、多くのポイントが貯まる。
・「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」という二つのプランがあり、自分に最適なプランを選ぶ必要がある。
いかがでしたでしょうか。
『楽天モバイル』はキャリアに比べて月額料金が大幅に安くなり、しかも多くのポイントが貯まるなどメリットばかりです。
ぜひ楽天モバイルを利用しましょう。
\新入社員の年収・残業など/
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